過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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943:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 01:40:36.39 ID:HFBgTy1I0
エルフ隊長「密偵め。お前たちの運もここまでだ」

 彼らの進む先には隙間もなくなるほどビッシリと周囲を取り囲むエルフたちの姿があった。それは、前方だけに限らず、気づけば横や後方も彼らによって取り囲まれていた。

男「……」
以下略



944:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 02:29:08.43 ID:HFBgTy1I0
 それに対し、男たち四人は身を固めた。その場で敵を迎え撃つためではない。唯一彼らに残された正気を自ら掴み取るためだ。

男「烏合の衆かと思っていたけれど、一応指揮官と思われる相手がいたみたいだね」

騎士「ああ、今の俺たちにとっては朗報だな」
以下略



945:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 02:30:03.93 ID:HFBgTy1I0
男「さて、それじゃあ行くよ女魔法使い」

 一瞬だけ女魔法使いを見て、男は魔法を描き出す。

女魔法使い「はい、先生!」
以下略



946:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 02:32:03.10 ID:HFBgTy1I0
今日はここまでで。明日は続きが書ければ書きます。


947:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/30(日) 09:38:14.40 ID:g7wP3y2Ko
支援

胸アツ乙


948:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/30(日) 12:27:56.19 ID:VoHXQ2tfo
乙でした


949:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 22:18:09.73 ID:HFBgTy1I0
>>947、948
ありがとうございます。

では、今から続きを書いていきます。書ききれるのならば今日で戦争編終わります。終わらなければよっぽど明日で終わります。


950:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/30(日) 23:12:53.08 ID:HFBgTy1I0
エルフ隊長「……はっ。この程度で我らを討ち取ろうとは。甘く見るのも大概にしろ、人間が!」

 怒声と共に彼の傍に控えていたエルフが飛び出し、魔法を発動させる。一切を灰塵にするはずだった火球は地面に接する直前に停滞した。

男「なっ!」
以下略



951:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/31(月) 17:56:31.12 ID:EQvKQYAS0
エルフ隊長「ふん、威勢だけは一人前だな。だが、それだけではこの状況をどうにもできないということがわかっていないようだな。
 お前の仲間の一人は倒れ、一人は力尽き、一人は我ら同胞の相手で手一杯。それもいつまでもつかわからない。万策尽きた今、お前の為すことはひとつだけ。このまま無様に我らに命乞いをし、その果てに死ぬことだ」

 その様子を彼の周りで見ていたエルフたちは歓喜に満ちあふれた。憎き人間が彼らエルフに敗北しその頭をひれ伏す光景を想像して興奮しているのだろう。
 だが、未だ視線の定まらない瞳で騎士はエルフ隊長をジロリと睨みつけ、反抗の意思を顕にした。
以下略



952:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/31(月) 17:57:39.45 ID:EQvKQYAS0
エルフ隊長「ガハッ!」

 そして、気づけば絶対に埋められなかったはずの絶望的な距離を彼は埋め、女魔法使いを突き殺そうとしていたエルフ隊長を遠くへと吹き飛ばしていた。
 誰もが少女の死を想像していただけに、この光景に驚きを隠せずにいた。

以下略



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