954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:23:43.32 ID:T5gfInHm0
まどか「辛かったよね……きっとわたしが想像できないくらいに苦しかったんだよね……」
まどか「わたしだってほむらちゃんの立場にだったらきっと……」
ほむら(……)
955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:25:43.15 ID:T5gfInHm0
ほむら(まどか……貴女は……貴女は……っ)
いつだって、いつだってそうだ。
深い絶望に堕とされても、記憶を失くしても、たとえ信じていたものに裏切られようとも。
956:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:28:35.46 ID:T5gfInHm0
ほむらは目を瞑る。
それと同時に眩い光がほむらの全身を包み込む。
まどか「え……!?」
957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:32:04.78 ID:T5gfInHm0
まどか「―――!」
ほとばしるピンク色の魔力の波動は、まどか自身が一番良く知っているものだった。
958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:41:22.07 ID:T5gfInHm0
ほむら(私の精神の一部もまた、魔獣と同じくしている)
ほむら(そうね……それが私の本心よ)
ほむら(でも、構いはしない……!)
959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:45:29.75 ID:T5gfInHm0
そこから先は聞き取れなかった。
目の前が暗い。全身の感覚が曖昧だ。
五感はもう失われてしまったようだ。
960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:48:53.21 ID:T5gfInHm0
虚無空間に浮かぶまどかと魔獣の複合体が、苦しそうに体を丸め呻き声を上げている。
両手で抑えるその胸で黒く光るソウルジェムに突如として矢が身体の内側から突き立った。
穿たれた矢に引っぱられるようにして、手をダラリと後方へ投げ出し目を見開きながら仰け反ると、
961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:50:28.40 ID:T5gfInHm0
962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/04(水) 23:51:53.48 ID:T5gfInHm0
963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/04(水) 23:59:30.98 ID:T5gfInHm0
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