47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/11(月) 15:06:39.84 ID:g0TM8/L60
体が冷たい。
首に手を当てていると、じわりと湿り気を帯びている。
汗をかいている……興奮しているってことかな?
ううん……これは冷や汗だ。だから、こんなに冷たいんだ。
魔王エンジェルとそのプロデューサーが、自分と765プロの方にやってくる。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/11(月) 15:07:39.63 ID:g0TM8/L60
ちょっと強引だったかな
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 15:19:41.73 ID:2dC8VEZIo
おつー
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/11(月) 23:49:10.75 ID:I9pWbGgGo
乙
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/12(火) 00:08:36.72 ID:5lxpA8xTo
乙
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/19(火) 02:10:40.23 ID:XSREX+Kd0
スピーカーからオーバーマスターが流れ出す。
楽曲に合わせて、自分は歌い、踊りだす。
収録の時に自分を映すカメラのランプを意識するように
視線を一瞬、審査員たちの向こうにいる765プロに向ける。
765プロは指を2本、ピッと立てている。
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/20(水) 02:23:16.75 ID:9J4WT4DW0
輝いている。我那覇響という女の子が輝いている。
この輝きを俺は知っている。
響のプロデューサーを受け持った最初の日に、俺を夢中にさせたダンスを披露した時の輝きだ。
俺の三角形の指示―審査員の記憶に強烈に残すという意味で「思い出アピール」と名づけている―に従い、ステージの上で猛アピールする響。
存在感が半端じゃない。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/20(水) 23:53:32.23 ID:9J4WT4DW0
凄くいい気分だぞ。やっぱり勝つっていうのは気持ちいい。
黒井社長、驚くだろうなあ。
なんて言ったって、魔王エンジェルに勝ったんだから。
まっ、自分なら当然だけどね。
事実上のトップアイドルの魔王エンジェルを倒したってことは、今は自分がトップアイドルってことなのかな。
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/21(木) 00:35:59.04 ID:LwQKdT9Qo
切るな切るなここで切るな
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/21(木) 07:40:10.42 ID:g+WEUE5do
なんてところで・・・
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/22(金) 01:51:21.76 ID:wwQWIqhU0
会場の外、ベンチに座り自販機で買ったカフェラテを飲みながら響が来るのを待つ。
口の中で程よい苦味と甘味が広がる。ブラックは飲めない。苦いだけだからだ。
慣れれば美味しいという人もいるが、俺にはあの苦味を慣れる前に飲みたくなくなる。
スーツのポケットから畳まれた一枚の紙を出して、広げる。
今回のオーディションにおける響の評価用紙だ。
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