過去ログ - キリカ「電車の窓から」
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6: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 13:28:06.52 ID:gRXqkQQAO
―――

エラく顔が火照っている気がした。体がだるいかもしれない。
クーラーの温度を上げ、カーテンを開けて西日を取り込む。
疾うに南中を越えた太陽は、秋分に備えて引っ込みを早めたらしい。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 13:29:12.10 ID:gRXqkQQAO
少し切ります


8: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 13:54:18.17 ID:gRXqkQQAO
―――

せっかくの日曜だというのに早起きをしてしまった
休みは基本遅くまで寝ているのが常なのだが、昨日の早寝が災いしたようだ
一晩寝たらある程度のもやもやは吹き飛んだし、体も楽にはなった
以下略



9: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 14:00:37.16 ID:gRXqkQQAO
大きな建物が見えた。私の町の隣にある町の大型複合商業施設だ。
日曜の開店は早いらしかった。

ショッピングモールを一人でうろつく女子学生というのもなかなか周囲には奇異に映るだろうか
ちらりとそう思ったが、地元を離れているという緊張感と、先の雑念の痕が故に気にしている余裕はなかった。
以下略



10: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 14:17:28.76 ID:gRXqkQQAO
冷凍食品の無事を気遣いつつバスを待っていると、不意に肩を叩かれた。
体が少し跳て、後ろを振り向くと

彼女がいた。

以下略



11: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 14:25:46.51 ID:gRXqkQQAO
―――

今日からと言うもの、足取りも気分も最高に軽い物だった
苦もなく早起きはできるし、寝起きのテンションも段違いだった。
なんだって、キリカと話をすることができたのだから。
以下略



12: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 14:31:31.08 ID:gRXqkQQAO
―――

今日は雨は降るし気温は高いわで散々な日だった
冷房が苦手でこの時期でもセーターを着なくては寒い私ですら参ってしまうものがあった。
文化祭の準備に追われ、クラスの出し物の準備に追われ、また期末考査の勉強にも追われた。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 14:32:16.81 ID:gRXqkQQAO
切ります
夜の投下になるかと思われます


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 15:02:34.02 ID:UrA7XV0B0
勢いでスレ立てするのは別にいいんだけど
せめて>>1の注意書きくらい誤字無く書こうぜ

何にせよ乙


15: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 16:17:48.63 ID:gRXqkQQAO
妙な雑念を抱いてしまったなと思いながら、帰りの電車に揺られていた。
途中の駅でキリカが乗ってきた。
私の隣でだらりと座席にもたれ掛かり、笑顔で今日あったことを話すキリカを見たら
そのような雑念はすべて吹き飛んでいたのだった。

以下略



16: ◆uCwA0MUuYI[sage]
2012/12/11(火) 16:21:26.73 ID:gRXqkQQAO
―――

前日という事もあり、文化祭の準備は更に苛烈を極めた
委員会では校舎を体対角線状に走り回り、クラスでは女子と一部の男子で冷戦状態になっているという始末だ
校内祭とは言え、いよいよ明日が本番だというのに頭が痛い限りである
以下略



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