933: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:42:31.54 ID:0gckZWHD0
ヴォルデモート「そうであろう? お前の働きは見事だ――いまも逃げ隠れしている、かつての部下どもに比べればな。
だが、もうすぐだ。もうすぐお前以上に忠実で優秀な部下が、ハリー・ポッターを連れて参上する……」
クィレル「……ご主人様、ひとつお尋ねしてもよろしいでしょうか?」
934: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:43:58.97 ID:0gckZWHD0
――全ての運命はヴォルデモートの味方をした。
"本来"この時点で、ヴォルデモートは、ハリー・ポッターに刻まれた犠牲の印の意味に気づいている筈だった。
935: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:44:28.07 ID:0gckZWHD0
"いつか" "どこか"
"それ"は、怒りと怨嗟を抱きかかえたまま、深い暗闇の底に沈んでいた。
936: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:44:55.54 ID:0gckZWHD0
937: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:45:21.29 ID:0gckZWHD0
9/1 新学期 キングズ・クロス駅 9と4分の3番線
ざわざわ ざわざわ
938: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:46:21.84 ID:0gckZWHD0
ホグワーツ 大広間前
ハーマイオニー「マミ! こっち、こっちよ!」ピョンピョン
939: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:46:55.52 ID:0gckZWHD0
「きゃー!」「やめろ! ただでさえ濡れ鼠なのに――うわー!」「逃げろ逃げろ! いつも以上に荒れてるぞ!」
940: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:47:26.07 ID:0gckZWHD0
バシャーン!
ピーブズ「ぶへっ!」
941: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:48:30.12 ID:0gckZWHD0
大広間
マミ「へっくしゅ! うう……寒い。バタービール飲みたい……」
942: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:48:56.66 ID:0gckZWHD0
ハーマイオニー「そうね。ほら、ポタージュでも飲めば、体も温まるし――」
ニック「その料理が出るだけでも幸運だったのですよ。ピーブズは厨房でも大暴れしましてね。
屋敷しもべ妖精達がすっかり怯えてしまって――」
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