42:絶ゴミ29 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/20(日) 00:34:39.57 ID:G6oOayFk0
皆本はそう言っていそいそと着替え始めた。
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43:絶ゴミ30 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/20(日) 00:35:14.05 ID:G6oOayFk0
「せやったら、澪の分身みたいに建物の粒子をテレポートで間引きするってのは
どないや? 全体の強度を下げて崩壊させられるんとちゃうか?」
今度は『ザ・チルドレン』の三人の中では一番学がある葵が発案した。
44:絶ゴミ31 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/20(日) 00:36:06.34 ID:G6oOayFk0
やけに気合をいれて飲もうとする背古井に、紫穂がつっこんだ。
「ちょいぬるい、レンジで温めなおして」
薫は一口だけ紅茶に口をつけるとすぐ『モガちゃん人形』につき返した。
45:絶ゴミ32 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/20(日) 00:37:22.35 ID:G6oOayFk0
「水分子を振動させるだけやから湯煎とは違って均等にはあたたまらへん――」
紫穂と葵が口々に答えた。
「あっ!? 振動!」
46: ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/20(日) 00:37:52.96 ID:G6oOayFk0
本日の更新はここまで
47:絶ゴミ033 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:31:27.37 ID:5+CP2roA0
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「へぇー、さっそくお手柄とは、さすがコメリカ帰りね」
48:絶ゴミ034 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:32:04.13 ID:5+CP2roA0
「小伝馬高校……都内でも有名な札付き学校だ。
全寮制で生徒は携帯電話等の通信機器の所持を禁止されている。
……つまり、中で何をやっているかほとんど分からないということだ」
皆本がたむろと由羅に説明した。
49:絶ゴミ035 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:32:51.90 ID:5+CP2roA0
「それに、泊まる事になるのは男子中学生二人のいる部屋だ。
年頃の男子と一緒の部屋で由羅ちゃんを生活させるわけにはいかないよ」
由羅と皆本が口々に事情を述べた。
50:絶ゴミ036 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:33:29.45 ID:5+CP2roA0
指輪につけられていた超能力を制限するリミッター機能が解除されたのだ。
そして、紫穂は全力の接触感応でもって、『ミスター・ブー』を1体つかんだ。
「生産ライン、流通過程、販売者……特に不審な点は無いわね……」
51:絶ゴミ037 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:34:28.59 ID:5+CP2roA0
「さすがのHCIAもこれには気付きませんでした」
背古井は冷や汗をたらしていた。
「HCIAって……」
52:絶ゴミ038 ◆59WingzUMY[saga]
2013/01/23(水) 23:35:05.63 ID:5+CP2roA0
彼女は超度5の透視能力者(クレヤボヤンス)であり、不審物などを
見逃さないために今の部署についた。
「あれ? 由羅ちゃん、そのヌイグルミ――?」
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