過去ログ - 勇者「この世界を救う価値があるのか……?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:23:32.21 ID:D714+SWZo
「まぁ、そのころには私は自分の特性――
 殺した魔物の力を吸収するというこの生まれついての特性で
 格段に強くなっていたから、一人でもなんとかなったのだがね」

いわゆる一つの経験値というやつだろうか。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:35:00.44 ID:pAAum2dGo
スレタイから漂うミスト・レックス臭


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:35:27.61 ID:D714+SWZo

「やがて食事にも謎の混入物が増え、殺気を感じるようになった。
 パーティーを解散しようというと、隠し持っていたらしい短剣を取り出し
 私に向かって突きつけてきた。猛毒の短剣だったよ……」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:41:27.24 ID:D714+SWZo

「僧侶――彼女は本当にいい人だった。
 時に私を勇気づけ、時に私を慰め、時に私を慈しんでくれた。
 私にとっては彼女こそが女神だと思えたね」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:53:17.05 ID:D714+SWZo

「魔王、お前の幼馴染だったんだよ」

「…………ハ?」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:55:51.00 ID:D714+SWZo

「なぁ、魔王――」

「なんや勇者」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/16(水) 06:56:39.45 ID:D714+SWZo
ちょっと休憩。まだ眠気はない。こんなに文章書いたの久しぶりだ。


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/16(水) 07:21:10.27 ID:D714+SWZo

「と言うか何やねん。何でそんな状況やのにここまで来るわけ?」

「僧侶が居なければ私は途中で挫折していただろう
 つまり魔王、私がここにいるのは奇しくもお前のおかげだったという訳だ」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/16(水) 07:35:42.18 ID:D714+SWZo

「ワイらのやることは侵略や侵略。人間界でもようやっとるやろ
 早い話が領地の拡大、弱者を従えて繁栄する、生物の営みや
 別に何があったから言うて、世界を滅ぼそうなんてことは全くおもっとらへんわけや」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/16(水) 07:45:37.85 ID:D714+SWZo

「お前の魔王の定義で言うたらよっぽど
 今のお前の方が、魔王らしいで」

腕を組み、正座をしている勇者を見据える魔王。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/01/16(水) 07:56:47.07 ID:D714+SWZo

文字通り横一文字に真っ二つになる玉座。
魔王は、しゃがむことによって事なきを得たが――

「甘いぞ魔王!!」
以下略



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