過去ログ - ビッチ・2
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119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/17(日) 00:26:45.46 ID:bWGm8aPso

結局、明日香が正しかったのだ。奈緒は僕を兄だと知って僕と付き合っていたのだから。
ただ、奈緒の言葉を信じるなら、それは僕を苦悩させようという彼女の悪意から起こした
行動ではない。そういう意味では明日香は間違っていたということもできた。今の僕にと
ってどちらの方がより心が休まるかという問題になると、必ずしも奈緒の善意が判明した
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/17(日) 00:27:20.78 ID:bWGm8aPso

 もともとマキさんの話とレイナさんという女の人の話を聞きたかったのだけど、そんな
風にいきなり話を変えられても、僕の考えは切り替えることはできない。頭の中で、清楚
で可愛らしい奈緒の口から出るとは思わなかった四文字の単語がぐるぐると渦巻いていた
からだ。
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/17(日) 00:28:22.87 ID:bWGm8aPso

「・・・・・・そうだよね。何か恥かしかったから勝手に話を進めちゃったけど、実の妹から愛
の告白なんかされたらお兄ちゃんだって混乱するよね」

「正直に言うとそういうこと」
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/17(日) 00:29:44.37 ID:bWGm8aPso

 僕はついさっきまでもう揺るがないでいられると思っていた。もう僕には明日香しかい
ない。いや、そういう言い方では明日香には失礼だったろう。もうとか言うべきじゃない。
もともと僕には明日香しかいなかったのだ。明日香の僕への献身的な態度のせいだけじゃ
ない。きっと僕は明日香が僕につらく当たっていたあの頃から、彼女のことが気になって
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/17(日) 00:30:14.97 ID:bWGm8aPso

今日は以上です


124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/17(日) 00:30:51.58 ID:4sX4u3gTo



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/17(日) 01:03:02.80 ID:TARUegkyo
ふらふらし過ぎ


126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/17(日) 18:22:09.79 ID:K0+hQJiFo
これは明らかに奈緒人がダメ夫だわな
こいつが一番ビッチかも


127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/19(火) 23:02:55.34 ID:5oVkFcZbo

「ああ、お兄ちゃん」

 明日香が笑顔で僕を迎えてくれた。

以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/19(火) 23:03:27.23 ID:5oVkFcZbo

「お兄ちゃん、お待たせ。叔母さん手作りのお食事だよ」

 明日香が何やら黒っぽい物が乗った皿を運んできてテーブルに置いた。

以下略



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