371:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 23:42:18.65 ID:7g3SiNEto
こうして有希は太田先生から少し特殊な教育を受け続けたせいで、小学校や中学校の教
師の説くこと、特に道徳的な教育に関しては全く信用しない子になっていった。
「パパはね。それでも学校の勉強はちゃんとしなさいって言ってた。道徳とか考え方とか
372:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/10(火) 23:42:54.25 ID:7g3SiNEto
有希は父親との行為に慣れ、自分も楽しめるようになり、そしてその行為を正当化する
ようになった。実は相対主義者の陥りやすい罠というのがまさに自分の行為の正当化にあ
るのだけれど、彼女はそこまでは思いつかなかった。
373:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/10(火) 23:44:18.82 ID:7g3SiNEto
普段の半分くらいの量ですいません。このままだとまた落ちそうなのでできたとこだけ
投下しておきます
つまらない回で申し訳ないけど次回も多分こんな感じです。早く恋愛パートにもどりたい
374:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/23(月) 09:33:50.67 ID:GadCfFmTo
なんか更新が月イチになっちゃたね
375:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:37:22.17 ID:mxiU2Byio
有希も自分自身が直接的な暴力に対しては無力であることは承知していた。だから、最
初の日は父親の許可を得て父の運転手をボディーガードにすることにした。遠山はパパの
運転手兼ボディーガードだ。
376:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:38:10.91 ID:mxiU2Byio
「駄目ですか?」
有希は池山の目を見つめて再び繰り返して言った。
377:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:38:41.38 ID:mxiU2Byio
「まあ来ちゃったんだからしかたない。座れよ」
不意にバーテンが言った。文句をつけたわりにはあっさり引いた形だったけど、有希に
はその変心の原因は自分の容姿にあるということがわかった。この三十代くらいの男も、
378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:39:12.21 ID:mxiU2Byio
「おい博之。おもてのバイクを裏に廻しとけ。さっきどこかのガキが弄ってたぞ」
「マジすか。ちょっと行って来る」
379:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:39:43.20 ID:mxiU2Byio
「あたしの言うことを聞いてくれたらあたしもあなたの言うことを聞いてあげる」
「おまえ。何が言いてえの」
380:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 22:40:13.74 ID:mxiU2Byio
「おまえさ」
池山は有希の手を振りほどきはしなかったけど驚いてはいたようだった。
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