過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/03(日) 23:20:06.14 ID:Uszuorj00
読書家「……ふむ」

書記「まぁ、君のとってこれは難しい話だろうね。
   今までに無かった大きな変化が君にもたらされるはずだ。
   そう、今までに感じた事の無い葛藤や、欲望の渦に呑まれそうになりながらも、君は理性という名の岸にしがみつく事が出来るのかな?」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/03(日) 23:22:09.61 ID:Uszuorj00
今日はここまでです。

 キャラクターは性別だけ書きます。

 読書家:男
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/04(月) 10:58:22.20 ID:Yqy2w9EF0
 〜読書家自宅・居間〜

読書家「ちょっとがっかりしています。
    いや、本当にがっかりしていますよ」

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:09:59.43 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「レビンソンの最後の最後って、あれか?」

読書家「そう、あれです。
    辻褄が合わないんですよ」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:17:03.77 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そうだぞそうだぞ〜。まぁ、あんたは思った以上に読書っていうのを大事にしてるってことはわかったよ。
    こんな情熱を持って本を読んでる奴は、中々いないからな」

読書家「そう言われると、ちょっと照れますね」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:26:16.03 ID:Yqy2w9EF0
読書家「で、あんたの情熱をかけて信じている物って何だ?」

袋持ち「私が情熱、いや信念をかけて信じている物は、誰でも一度はそれを信じ、だけどほとんどの者が信じなくなってしまう典型的なものさ。
    多分あんたも、書記、いや、この世界に生きながらに考えることのできる生物が一度は信じ願う存在だ」

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:40:26.50 ID:Yqy2w9EF0
読書家「それはそうでしょう、この世界で遥か昔に起きた魔物と人間の戦争に神は現れなかった。
    神に祈ろうと何だろうと、死ぬものは死ぬ。それが心理ですから」

袋持ち「皆はそう言う。だけど私は神に忠誠を誓っている。
    私はそうやって生きてきたからな」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:48:16.20 ID:Yqy2w9EF0
読書家「なるほど、一種の線弾きはでできているってことですか。
    じゃあ例え話だけど、もしも神が自身の望まない展開をあんたに提供したとするなら、それをどう考える?」

袋持ち「それは試練というものだろう。
    そもそも、どんな人間にも試練は訪れよう。私は私に降りかかる試練を神が与えたものだと解釈する」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 11:57:08.05 ID:Yqy2w9EF0
読書家「そうですか、神への情熱とかはいまいちわからないが、それなりに有意義な時間にはなったかね。
    まぁ、本一冊分っていうよりも、あらすじって感じだけど」

袋持ち「確かに、あれほど大きな声で言っといてなんだが、結構短く纏まったな。
    今日という日、あんたに私の情熱を話すことが運命であったとするなら、これも神の思し召しだな」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 12:11:22.49 ID:Yqy2w9EF0
読書家「ああ、そこの角だ。あいにく私は一人暮らしだからな。
    服は無いので、そこに置いてある布で肌を覆ってくれ」

袋持ち「寝床はどこだ。
    まさか、そこの寝台で二人で寝るのか?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 12:20:32.87 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「ふぃ〜、ごちそうさまだぞ。
    喰ったら眠くなるな」

読書家「そうだな、もうそろそろ眠る時間かな。
    地下の寝室に案内しましょう」
以下略



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