過去ログ - 袋持ち「それでは行くとしますか」読書家「はいはい」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 12:31:07.70 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そこまでして魔物が主人公の本が読みたいのか?
    あんたは魔物至上主義者なのか?」

読書家「違いますよ。
    だったら魔物の娘を一人、私専用の奉仕奴隷として雇っているでしょうね。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:14:16.07 ID:Yqy2w9EF0
 ―0日前―
 〜地下水路〜

袋持ち「それで、ここから管理局に抜けるにはどこを通るんだ?」
読書家「この先に十字路があるので、そこを右に曲がってひたすらまっすぐに行くと管理局の貯水池に出られます」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:26:00.99 ID:Yqy2w9EF0
読書家「良くわかりませんね」
袋持ち「簡単な話、豚肉が明りだとすると、その裏の闇は何だと思う?」

読書家「豚肉が明りだとするとですか?
    そうですね、殺された豚でしょうか?」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:38:03.32 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「お前の秘蔵本の数なんて屁にもならないような数の本だったな。びっくりしたぞ」
読書家「私に教えてくれればいいのに、何なら毎日でも通うっていうのにね」

袋持ち「書記は思った以上に魔物が主人公になっている本が好きだということだ。
    魔物至上主義者っていうわけではないだろうが、取り扱っている本に比べたら雲泥の差だな」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:48:17.94 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「そう言うな。あんたの家の秘密基地が偉く良かったからな、そういう仕掛けないかなと探っていたら見つけてしまったのだ。
   ご丁寧に本棚と本棚の隙間に隠しおって、中々に面白い冒険だったぞ」

読書家「ホント、あんたが来てから碌なことがない。
    これもあんたが言うところの神の試練ってやつですか?」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 13:56:21.43 ID:Yqy2w9EF0
読書家「私もごめんですけどね。
    でもとりあえずは、書記の元に行くことを最優先にしましょう。
    そろそろ十字路ですね」

袋持ち「この時間は誰も見まわってないんだろうね?
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 14:54:34.31 ID:Yqy2w9EF0
読書家「あんたの祈る神に慈悲の心があるとは思えないけどね。
    神はいつだって何もしない。そうじゃなきゃ、この世界には救いがなさすぎると思うよ」

袋持ち「なら、あんたが頑張ってこれを救いに変えればいいさ。
    私としても、書記が無事ならば嬉しいし、書記も私たちが着てくれれば嬉しいだろう」
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 15:01:08.87 ID:Yqy2w9EF0
―2日前―

袋持ち「うむ、いい朝だ」
読書家「それは良いことで、ところでレビンソンを貸してもらってもいいですか」

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 15:08:53.63 ID:Yqy2w9EF0
袋持ち「主よ、我らに与えん試練に最大の感謝を。
    我らは弱気住人、我らの弱気心は主の与えん試練によって昇華されよう。
    今日という日に主からの祝福があらんことを」
読書家「試練しか与えない神ってどうなのよ?」

以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 15:16:56.34 ID:Yqy2w9EF0
読書家「そうなるだろうからね。私はこれから書物保管庫に向かう。
    昨日の約束があるからね、ここ一週間は毎日顔を出さないといけないだろうね」
袋持ち「ああ、あの書記って人の事か」

読書家「そういうこと、それに暇だからね。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/04(月) 15:22:57.91 ID:Yqy2w9EF0
読書家「袋を持ってないと、なんだかホントにただの女の子だな。
    思ったより背は小さいしな」
袋持ち「チビっていうな。
    私だっていつかは書記みたいな、素晴らしく美しい肉体を手に入れるんだ」

以下略



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