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2013/03/09(土) 15:14:14.00 ID:lq5rbuvco
6
「星さん、まだ声が小さいわ」
「フヒッ! は、はい」
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2013/03/09(土) 15:20:00.05 ID:lq5rbuvco
7
「はぁ……」
休憩時間。
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2013/03/09(土) 15:24:00.24 ID:lq5rbuvco
輝子が悩んでいると、ケータイが着信して、驚いて取り落としかけた。
「わっとと……も、もしもし?」
『あはは、なにやってんだよ輝子』
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2013/03/09(土) 15:28:38.02 ID:lq5rbuvco
8
誰もいない堤防を並んで歩く。
「ほら、輝子」
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2013/03/09(土) 15:32:10.10 ID:lq5rbuvco
「あ、月が出てる」
その呟きに顔を上げ、輝子は空を見渡した。
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2013/03/09(土) 15:35:57.50 ID:lq5rbuvco
「は、早く、は、春になればいいのに、ね」
「んー? きのこも生えてくるもんなぁあったかくなれば」
「そ、それもあるけど……、さ、桜が咲いたら、ぷ、プロデューサーと花見、で、できるし……」
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2013/03/09(土) 15:42:55.21 ID:lq5rbuvco
9
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:46:37.76 ID:lq5rbuvco
「よし! いってこい! 輝子の武器を見せてやれ!」
「うん……!」
タッチを交わして、輝子はステージへと上がった。
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2013/03/09(土) 15:49:22.62 ID:lq5rbuvco
10
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 15:51:11.37 ID:lq5rbuvco
そして、また手を繋いで、前を向きながら、
「――ずっと、隣にいるよ。笑ってる輝子の、隣に」
真剣な調子でそう言うのだった。
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2013/03/09(土) 15:53:23.61 ID:lq5rbuvco
瞳を閉じれば、あなたがまぶたのうらにいることで、どれほど強くなれたでしょう。
あなたにとって、私もそうでありたい――
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