967:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:58:18.94 ID:D/J1TKXp0
音哉「さて、一通り自己紹介は終わったね。 これで“試合開始”が終わったわけなんだけど、早くもジェノの頭角を現しはじめた人がちょこちょこいるね」
貴瑛「えと…鳳さんと甲斐くん、山神くん、珠尚ちゃん…かなぁ?」
大和「うっわ、ここに3人もいやがる、怖っ!!」
968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 15:58:55.38 ID:D/J1TKXp0
珠尚「西谷くんって意外とお茶目さんだねー! ものの喩えだよ、た・と・え!」
克樹「そうか」
馨「ま、西谷がこれからどうするのかは、今の段階じゃわかんないね」
969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:00:18.85 ID:D/J1TKXp0
男子12番・津村翔平(つむら・しょうへい)
水泳部。男子主流派運動部系。
明朗活発で、面倒見が良い。
970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:01:33.82 ID:D/J1TKXp0
大東亜総合大学の後ろには、山がどっしりと構えている。
決して大きなものではないが(せいぜい標高300mほどだろう)、正面から見たキャンパスと、その奥の緑の覆い茂る山とのセットは、見る者を多少なりと感動させる。
裏山そのものはプログラムのエリア外だが、その入り口はエリア内だ。
地図の左上、A=01エリアからA=03エリアまでがそれにあたる。
その中のA=03エリアに須藤大和(男子7番)と玖珂喬子(女子9番)はいた。
971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:03:20.89 ID:D/J1TKXp0
喬子を見たが、表立って変化はなかった。
大和の気持ちを汲んで、見せなかったのだろうか。
おそらくそうだろう、喬子は――俺の彼女は、そういう子だ。
972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/06(火) 16:03:39.27 ID:cy1KF+rh0
なんでこのバカは自分が規制される確立が増えるだけなのにクソSSとレスをコピペしてくるんだろうか
973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:05:46.30 ID:D/J1TKXp0
「…それ以上言うな。
そういうの、言ってほしくない」
「でも、あたしはもう、誰にも――」
974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:12:35.05 ID:D/J1TKXp0
わたしは、不良って呼ばれる人たちが嫌い。
あのろくに努力も何もしない姿とか、校則を完全に無視した容姿とか、学校に来ているくせに授業に出ていない怠慢さとか。
それは、結構前から思っていたこと。
だけど、今は“嫌い”なんて言葉では片付けられない。
そう、“憎い”、の方が正しい。
975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:13:17.11 ID:D/J1TKXp0
紗和子はとても大人しい少女だ。
自分から人に声を掛けるということは苦手とするところで、生真面目な性格も手伝ってか、中々友達ができなかった。
そんな小学校時代、唯一と言ってもいい友達がいた。
それが、玖珂喬子だった。
976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/06(火) 16:14:43.00 ID:D/J1TKXp0
大和が反射的にベレッタを掴んだ。
喬子は信じられないといった目で、紗和子を見つめている。
その瞳が潤んでいた。
「どうして……どうして…そんな…」
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