過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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586: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:07:37.29 ID:2Kc1FUrz0
「ヤ、バ……ッ!」

六枚羽が、襲撃者が、動けなくなった美琴に牙を剥く。
よりにもよって攻撃を受けたのは垣根の攻撃を食らったわき腹。
何とか体を動かそうとするが、やはり思い通りに動いてはくれなかった。
以下略



587: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:11:57.09 ID:2Kc1FUrz0





以下略



588: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:15:25.81 ID:2Kc1FUrz0
「で? 潮岸が何で出てくんだよ。テメェの知る情報を開示しろ」

「…………」

一方通行は答えず、黙ってその紅い瞳を美琴へと向ける。
以下略



589: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:21:09.12 ID:2Kc1FUrz0
「んな、な、何してんのよアンタ!? いきなりふ、服を脱ぐなんてアンタはどこぞの脱ぎ女か!!」

「誰だよ。服着たままじゃ包帯は巻けねえだろ。……おい御坂、ちょっと巻いてくれ」

「ふぇ!? あ、いやその、私はアンタのこと友達だとは思ってるけど、そういうのはあの、」
以下略



590: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:23:10.85 ID:2Kc1FUrz0
「文句はそこのキョンシー野郎に言ってくれ」

「殺されてェかエセホスト」

「……よほど早死にしてえと見えるな。お望みなら今すぐ叶えてやろうかロリコンが」
以下略



591: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:26:59.11 ID:2Kc1FUrz0
「チッ……命拾いしたなクソモヤシ」

「はァ? 何愉快な勘違いしちゃってンですかァ? 命拾いしたのはオマエの方だクソメルヘン」

勘違いだった。
以下略



592: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:30:07.95 ID:2Kc1FUrz0
「アンタ、いつそれを知ったのよ」

最初に沈黙を破ったのは美琴。
美琴は垣根の包帯を巻き終え、一方通行へと食ってかかった。
一方通行は観念したように下を向く。
以下略



593: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:35:22.19 ID:2Kc1FUrz0
「……何もオマエが手を汚すことはねェと思ったンだ。
第三次製造計画のことを知らせれば、絶対にオマエはそれを止めるために無茶をする。
その結果どォなるか分からねェ。何せ相手は学園都市上層部だからな。
だから、そォいう荒事は俺がやればイイ。オリジナルには『表』から妹達を支えてもらおうってな」

以下略



594: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:37:28.17 ID:2Kc1FUrz0
だがそれはあくまで他人から見れば、だ。
当人たちにとってはそうではない。
超能力者は第三位を除いて人格破綻者の集まりだとされる。

しかし様々な想いに触れた今、美琴は思う。
以下略



595: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/06/30(日) 00:39:23.57 ID:2Kc1FUrz0
そしてその中でも美琴はまともと言える人生を歩んできた。
学園都市の暗部を知り、それを経験していながらも決して屈することがなかった。
それが一方通行や垣根、麦野には眩しかった。
だからこれからも美琴には普通でいてほしい。これ以上『闇』に首を突っ込む必要はない。
一方通行と垣根は今そう告げていた。
以下略



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