過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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628: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:57:43.03 ID:eukE64Mw0
「とにかく、そォいうことだ。説明は今度してやるから、オマエらは下がれ。
よりにもよってオマエらが来ると面倒なことになるっては分かンだろォが」

尚も相手は何か言っていたようだが、一方通行はもはや相手にせず通話を切断してしまった。
不機嫌そうに携帯をポケットにしまう。
以下略



629: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/01(月) 23:58:47.21 ID:eukE64Mw0
「……だから言ったろォが。こォなンのが分かンなかったのかよ第二位」

「……ああ、そうか。残骸の一件、か」

納得したように頷く垣根を尻目に、美琴は一方通行に食って掛かった。
以下略



630: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:00:01.32 ID:WA1Iw3Q90
「一方通行も座標移動も、『グループ』のメンバーだ」

だがそんな一方通行の思いをよそに、垣根があっさりと暴露してしまった。
とはいえ、先ほども垣根が『グループ』というワードを口にしていたのだが。
一方通行が無言で責めるような、冷徹な瞳で垣根を睨むが当の本人はどこ吹く風だ。
以下略



631:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/02(火) 00:04:01.45 ID:viCTyxRyo
一方通行も確か特力研にいたんだから垣根と面識なかったのかねぇ


632: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:04:56.67 ID:WA1Iw3Q90
「『グループ』にリーダーはいねェ。だが強いて言うならシスコングラサン金髪野郎が実質のリーダーだ」

「誰よそいつ……」

「魔術師、だとよ」
以下略



633: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:09:41.12 ID:WA1Iw3Q90
「知っているってのが強みで、知らないのは弱みってのは納得」

美琴は一人頷いた。
一方通行、垣根帝督に次ぐ頭脳を誇る美琴。
美琴もまた膨大な知識を有しているために、それが分かるのだろう。
以下略



634: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:12:47.54 ID:WA1Iw3Q90





以下略



635: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:13:56.95 ID:WA1Iw3Q90
「ただ、相手だって一方通行にまともな戦力が通用しないことくらい分かってるんじゃないの?」

「やりよォはある。それこそキャパシティダウンとかな」

「テメェなんかジャミングされりゃ廃人だからな。役立たずが」
以下略



636: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:16:01.36 ID:WA1Iw3Q90
そもそもこうして一方通行と共闘すること自体が、美琴にとっては不本意と言えば不本意だ。
だが今はそんなことを言っている場合ではない。
未だに垣根たちに不安は残るが、この二人はたった二人だけ、美琴の上を行く超能力者。
その頭脳の持ち主が何も考えていないとも思えない。
ならば美琴に出来るのは、与えられた役割をしっかりと果たすこと。
以下略



637: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/02(火) 00:18:48.22 ID:WA1Iw3Q90
「でも、そうやって配慮してくれてるのにそれを無駄になんて出来ないでしょ。
別に私が絶対にこの中に入らなきゃいけない理由なんてないわけだしね」

二人の姿が消えたのを確認すると、美琴は砂鉄の防壁を解除する。
しかしそれは消えることなく、美琴の元へと帰る。
以下略



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