過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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843: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:36:27.66 ID:1Q7PmUHI0
恋査の背中から何かが展開されている。翼のようにも見えるそれ。
一方通行はそれを見て、つい先日戦った一人の超能力者を思い出す。
垣根帝督。『未元物質』。展開された、天使のような六枚の白い翼。
だがよく見てみれば恋査のそれは垣根のものとは全く性質が違うことが分かった。

以下略



844: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:37:15.13 ID:1Q7PmUHI0
慎重になっていたが故に能力ではなく銃を選択し。
警戒していたが故に先制攻撃を仕掛けた。

その何もかもが。
致命的と評価出来た。
以下略



845: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:38:50.16 ID:1Q7PmUHI0
「な、ンだ、今のは……!!」

一方通行は麦野沈利と面識がない。
会ったことがないのだから、当然その能力も見たことがない。
金属を易々と食い破っていく圧倒的破壊力。何もかもを防いでしまいそうな盾。
以下略



846: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:41:02.23 ID:1Q7PmUHI0
遠慮などしてやる意味も義理も必要もない。
そもそも正面切って対峙している最中に隙を晒したのはあちらなのだから、文句を言われる筋合いもない。
一方通行がその心遣いに感謝して喜んで全身を砕いてやろうとした時、恋査がこちらを振り向いた。

「先生があなたと話したいと言っています」
以下略



847: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:44:41.97 ID:1Q7PmUHI0





以下略



848: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:45:34.32 ID:1Q7PmUHI0
「ちょっと待ってね」

笑顔でタンマを要求する円周。
これでいいのだろうか。美琴はそう思わずにはいられなかった。
円周は床に座り込み、何かを着込んでいた。
以下略



849: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:46:20.28 ID:1Q7PmUHI0
反撃に出ようとして、その可愛らしい顔立ちに一瞬、だが確実に躊躇を覚えた。
どこから見ても普通の少女。今まで見てきた暗部の人間にあったものがない。
ここで少しでも躊躇ってしまう自分に美琴は小さく笑った。
これが垣根や麦野に「甘い」と言われる所以なのだろう。

以下略



850: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:48:15.25 ID:1Q7PmUHI0
しかし円周は一瞬で後ろへ両手をついてジャンプして中空で半回転し、それを回避。
その逆立ちした状態のまま腰に捻りを加え、美しい回し蹴りを叩き込んできた。
その際円周のスカートが捲れ上がり、ストッキング越しに白い布地が見えたがそれは無視。
床と自身の体を磁力で反発させその場から超スピードで離脱し難なく回避する。

以下略



851: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/13(土) 23:49:33.87 ID:1Q7PmUHI0
「金槌レベルの破壊力を顕微鏡サイズで制御する。それが数多おじさんの戦闘パターンなんだよね!!」

床に落ちている砕けた金属片を円周が蹴り上げる。
反射的に防御体勢をとる美琴だったが、円周はそこに留まらない。
一度蹴飛ばしたそれを空中でもう一度蹴りつけ、全く異なる軌道を描き美琴の防御を抜けようとする。
以下略



852: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/14(日) 00:06:01.36 ID:QRriXsWa0
投下終了、ですか。良い真名です

この三人の前哨戦は短いです、ほんとすぐに終わります
というか見直してみるとこのレベル5vs木原の戦い自体が結構短いです
あくまで起承転結で言う結であり、あとは終わるだけなので仕方ないのですが
以下略



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