過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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859
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:32:23.32 ID:Ey27nqdF0
介入。
860
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:33:14.66 ID:Ey27nqdF0
「久しぶりじゃねェか、木原ァ……!!」
一方通行は画面の向こう側にいる木原数多に対し、悪意と殺意を剥き出しにする。
木原数多。学園都市の最深部の潜む『木原』一族の一人であり、一方通行の能力開発を担当した科学者。
そして同時にイカレにイカレた最高の外道である。
以下略
861
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:34:05.12 ID:Ey27nqdF0
「どォして今更クローンなンて作ろォと思った」
『理由? 理由ねえ……』
木原はわざとらしくそこで一度言葉を切ってためた。
以下略
862
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:35:12.17 ID:Ey27nqdF0
「サイボーグだと……?」
一方通行は木原の罵詈雑言に一〇〇倍返しにして言い返してやりたい気持ちをぐっと堪え、タブレットを持つ恋査を見つめた。
見た目にはとてもそうは見えない。人間そのものだ。
だが先ほど背中から現れた科学的で巨大な花。あれもサイボーグだとするなら納得は行く。
以下略
863
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:36:32.95 ID:Ey27nqdF0
統括理事会の隠し玉。その言葉の意味を一方通行は理解した。
恋査の言葉が真実ならば、それはたしかに究極とも言える戦力だろう。
そんな恐ろしいものを作り上げていたことに、一方通行は改めて学園都市の科学力に畏怖した。
しかし、どうやって? という疑問はある。
以下略
864
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:39:24.56 ID:Ey27nqdF0
そこまで見抜かれて、恋査は人間らしく若干の驚愕を浮かべた。
だがそこに焦りの色は欠片もない。
あくまで冷静なまま、余裕すら感じられる。
「流石は第一位。頭脳も相応のようですね、もうそこまで見抜かれるとは。
以下略
865
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:40:46.88 ID:Ey27nqdF0
たしかにそうだろう。『未元物質』や『一方通行』すら使えるのならば第七位一人を撃破するのは難しくもない。
一方通行はつい先日死闘を繰り広げた垣根帝督などよりも、よほどやばい相手と相対しているのかもしれない、と思った。
「ですから、こんなことも可能です」
以下略
866
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:42:08.82 ID:Ey27nqdF0
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以下略
867
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:42:48.57 ID:Ey27nqdF0
どうしても可愛らしい顔立ちをした年下の少女に手を上げるのは気が進まない。
頭では分かっている。こいつは敵だ。『木原』の一人だ。
だが同時に、こいつはどこまでも『木原』らしくない。
テレスティーナ=木原=ライフライン。木原幻生。今まで見てきた二人の『木原』と比べると、どうしようもなく平凡な少女だ。
以下略
868
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/15(月) 00:44:06.30 ID:Ey27nqdF0
「無、茶苦茶な……っ!!」
美琴の対応は迅速だった。
即座に能力を発動、右手を振り下ろす。
するとそれに呼応して上階に残してきた砂鉄が鳴動する。
以下略
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