7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:11:32.12 ID:gVb9Xpc80
 「ご、ごめんなさいぃ……!」 
  
 あはは、という苦笑が聞こえる。 
  
 「どうして謝るんだ?」 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:12:33.20 ID:gVb9Xpc80
  
  
  
  
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:13:30.29 ID:gVb9Xpc80
 唖然とするプロデューサーだったけれど、戸惑いながらもすぐに口を開いた。 
  
 「犬、苦手なの?」 
  
 「は、はいぃ……」 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:14:33.53 ID:gVb9Xpc80
 そんな私に困ったような、でもどこか嬉しそうな顔でプロデューサーは笑いかける。 
  
 「気持ちはわかるからね」 
  
 「……気持ち?」 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:15:47.56 ID:gVb9Xpc80
  
 それなのに私は、彼の頑張りに応えようとしていない。 
  
 見捨てないでいてくれる彼に、恩返しなんてできていない。 
  
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:16:54.23 ID:gVb9Xpc80
  
 でも、それもやめよう。 
  
 今までの自分とは、もうさよなら。 
  
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:17:38.69 ID:gVb9Xpc80
  
  
  
  
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:18:56.53 ID:gVb9Xpc80
  
 「特訓した甲斐があったね」 
  
 こくりと頷く。 
  
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:21:16.90 ID:gVb9Xpc80
  
 ――そういえば。 
  
 「あ、あの、プロデューサー」 
  
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:21:46.72 ID:gVb9Xpc80
  
 「やったね、萩原さん!」 
  
 プロデューサーに触れていたかった。 
  
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:25:53.37 ID:gVb9Xpc80
  
  
  
  
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