過去ログ - 終"私は貴方が嫌いだけれどね"
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1: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:22:30.35 ID:hv1LvJ230
男「大好きだよ、女さん」

それは純粋に人を愛する少年のお話で。

女「私は貴方が嫌いだけれどね」

それは心から天邪鬼な少女のお話で。

誰もが目を背けてしまうような愛情に溢れた、奇跡が起きない恋物語。



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2: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 00:25:42.18 ID:hv1LvJ230
最初に色んな意味で謝罪します。
ごめんなさい。

ある程度の書き溜めが済んでるので滞ることなく完結できそうです。
なんだかんだでそれなりに長いのに追って読んでくれてる方、感謝します。
以下略



3: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 00:30:48.39 ID:hv1LvJ230
次レスは今までの話のあらすじ、所謂ネタバレになります。
あらすじじゃなくきちんとした形で二人の話が読んでみたい!
という奇特な方がいらっしゃいましたら、ご面倒ですが当ブログにお越しください。

ssnanasi.doorblog.jp


4: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 00:31:18.47 ID:hv1LvJ230
第一話【「好きです」「私は貴方が嫌いだけれどね」】
 一目惚れをした男は昼休みの教室で、人目をはばかることなく堂々と告白した。
「好きです」
「私は貴方が嫌いだけれどね」
 持ち前のポジティブシンキングで近距離ストーカーと化した男は女に付き纏う。女は嫌気も差したが自分の毒舌を嫌わない男の存在を受け入れ始める。そんな折、女は不良に拉致されてしまう。
以下略



5: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 00:34:49.94 ID:hv1LvJ230
【登場人物紹介】

・男(純愛くん)
 純粋に愛しすぎる男の子、第一話で高校一年生。最終話は進級して二年生。
 あまりにも純愛過ぎて行動が歪つになりがち。好きな人をストーカーすることも、守るためなら他者を平気で貶めることも、情を利用して人を縛りつけることも厭わない。
以下略



6: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:35:34.46 ID:hv1LvJ230
男「山だー」

女友「山だーっ」

男友「山だぜー!」
以下略



7: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:37:13.94 ID:hv1LvJ230
男「米の準備はできたよ。そっちはどう?」

女友「順調だよー」

女「手を止めない」タンタンタンタンタン
以下略



8: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:38:08.58 ID:hv1LvJ230
女友「おかえりっ。釣れた?」

男友「三匹ゲットだぜ」

女「男友くんを抜いてぴったしね」
以下略



9: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:39:09.01 ID:hv1LvJ230
一同「いただきます」

男「んんっ、上手い!」

女友「味付けは女ちゃん担当だよ」
以下略



10: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:39:53.75 ID:hv1LvJ230
男「もう、友人のせいで面倒なことになっちゃったじゃないか」

男友「隠すほどのことでもないだろ? 誰にだってある恥ずかしい過去なんざ」

女「恥ずかしい過去? 現在の在り方より恥なことなんてそうないでしょう?」
以下略



11: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:41:18.18 ID:hv1LvJ230
女「次はないと思いなさい」

男友「的を射たあだ名だと思ったんだけどな。まあそんなあだ名が似合うくらい、中学時代の男は暗かったんだよ」

女友「想像つかないな、暗い男くんって」
以下略



12: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:43:35.58 ID:hv1LvJ230
□帰り道

女友「今日は楽しかったねー。山もたまにはいいねっ」

男友「だな。夏は海行こうぜ」
以下略



13: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:44:27.35 ID:hv1LvJ230
□手術室前

女「……」

女友「女ちゃん……」
以下略



14: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:46:19.05 ID:hv1LvJ230
□五日後

女友「女ちゃん、今日もお見舞い行くんだよね」

女「ええ」
以下略



15: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:47:30.07 ID:hv1LvJ230
□翌日 学校

女友「よかったね、男くん目を覚まして」

女「ええ。でも昨日は私がいる間に意識がはっきりしなかったようだから、今日もお見舞いに。女友も行く?」
以下略



16: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:48:39.36 ID:hv1LvJ230
 

戸を開けると広めの部屋の真ん中にベッドがある。
横にある丸椅子にちょこんと妹さんが座っていた。私に向けられた眼差しはとても厳しいものだけれど、仕方ない。
彼が事故にあったのは私のせいだ。
以下略



17: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:49:26.31 ID:hv1LvJ230
女「……」

男母「元気出して、と言っても無理よね。とりあえず事情だけ説明しておくね」

女「……」
以下略



18: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:50:44.56 ID:hv1LvJ230
妹『え?』ヒョコ 『なんだ、やっぱりあの人じゃん』

男『違うぞ。これは女さんじゃない』

妹『兄ちゃん、なに言ってんのさ。これは兄ちゃんの想い人だよ』
以下略



19: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2013/04/10(水) 00:51:31.06 ID:hv1LvJ230
 

女「……」

女「……」
以下略



20: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 00:52:40.25 ID:hv1LvJ230
区切ります。
特に決めてないですが多分、また明日。


21: ◆QkRJTXcpFI[saga sage]
2013/04/10(水) 14:13:05.27 ID:hv1LvJ230
□教室

女友「……女ちゃん」

女「どうしたの?」
以下略



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