過去ログ - 【まどか×PSYREN】ほむら「結構よ、指を咥えてそこで見ていなさい。夜科アゲハ」
1- 20
24: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:24:38.24 ID:0wYW71OQo
 見れば、夜科アゲハは目を閉じて集中を高めているようにも思えた。
 その立ち姿からは先ほどとは比べ物にならない凄味のようなものが滲み出ている。

「気を付けて」

以下略



25: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:25:40.25 ID:0wYW71OQo
 使い魔を拘束している手からほんのりと力が抜け始めている。
 私はそれに気づいて慌てて手綱を掴みなおす。
 けれど、掴みなおした手は震えていておよそ使い物にならなさそうだった。
 悔しい、と思う。なぜこんなことに。突然こんな風になる要素なんて何一つなかったはずなのに!

以下略



26: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:26:39.03 ID:0wYW71OQo





以下略



27: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:27:38.48 ID:0wYW71OQo
 鼻に挿れてある詰め物が血液でドロドロになってしまったので私は新しく詰めなおす。

「脳覚醒がこんなに厄介だなんて。どうして彼は先に教えておいてくれなかったのかしら?」

 脳覚醒の詳しい症状を聞いておかなかった私にも、当然落ち度はある。だけど納得いかない。
以下略



28: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:28:39.29 ID:0wYW71OQo
「そーかい。んじゃ、早速始めるぜ」

 そう言って夜科アゲハは手近な柱に寄り掛かる。

「レッスンワン。その場所から一歩も動かずに俺に触ってみせろ。いいか、重要なのはイメージだ。それを具現
以下略



29: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:29:38.25 ID:0wYW71OQo
 私は半ば叫ぶようにそう口にしていた。
 けれど、私はひどい頭痛に襲われる。あまりに強烈なそれに対して、立っていることが出来なくなる。

「『PSY』の力を長時間使い続けることが困難な理由がそれだ」

以下略



30: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:30:38.40 ID:0wYW71OQo
 夜科アゲハはそこで一度言葉を区切ると、両の手のひらを音を立てて合わせる。
 そして、その手を離すとそこにはテレビの音声端子にさすような端子が具現化されていた。
 彼はそれを私に向かって投げつける。
 投擲されたそれを見て、私は思わず回避行動に出るが、その端子は吸い付くように私の元へとやってくる。  そして、刺さった。
 刺さった。
以下略



31: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:31:43.31 ID:0wYW71OQo
「もう一つ、バーストストリームってのがあるんだ。これは負担の大きな『PSY』を扱うための技術でこれが
出来るのと出来ないのとじゃ戦闘継続力が段違いになる」

 言葉と共に夜科アゲハはその場で自分を中心にした球形のPSY空間を展開してみせる。

以下略



32: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:32:38.15 ID:0wYW71OQo
 何せ、力自体に目覚めたのは昨日の今日で、しかも自力で目覚めたわけでもない。
 そして、私には時間がないことも恐らく彼は知っている。
 何故、時間がないのかについての理由は詳しく知らないだろうにしても確実に何かを知っている。

「そう、重要度は高くないのね。それじゃあ、さわりだけ聞かせてもらえるかしら」
以下略



33: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:33:38.30 ID:0wYW71OQo
 傷なんてよほど大怪我じゃなければ放っておいても治る。
 つまりは、身体強化の延長上だ。
 あとは剣の生成と高速移動だろうか。どれもこれも、自分の身体能力を上げる延長線上にある。
 これなら魔法のほとんどを身体強化に使っているも同然だ。

以下略



34: ◆FLVUV.9phY[sage saga]
2013/04/13(土) 08:34:38.24 ID:0wYW71OQo
「んで、ここで問題になってくるのが『PSY』の性質だ。単純なテレキネシスで精密な動きが出来ればまぁ、
関係ない話なんだけどな。そんな化け物じみたサイキッカーはほとんどいないから問題になってくるんだ。プロ
グラムを組み込んだ『PSY』を強制終了するには体に大きな負担がかかる」

「それってつまり、不利な状況に陥っているって分かっていても、同じ力をある程度使い続けないといけないっ
以下略



316Res/283.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice