過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 20:55:52.24 ID:flz/a+mq0
さやか「どうしよう、こういうときはどうすればいいんだ!?」
恭介「あたしが知るわけないでしょ!とにかく――」
そう言いながら立ち上がろうとした瞬間、あたしの体(正確には恭介のだけど)はバランスを崩して左に傾いた。
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2013/05/11(土) 21:04:01.97 ID:flz/a+mq0
さやか「えっと、一体何がどうなってこんなことになったんだ」
恭介「だから、知らないってば!こっちだってパニくってるのに」
さやか「とりあえず、誰かに言った方がいいかな!?」
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2013/05/11(土) 21:12:05.45 ID:flz/a+mq0
さやか「それより、今後どうするか考えないと」
恭介「どうするったって――」
その時、遮るように扉が開かれて看護師が入ってきた。
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2013/05/11(土) 21:18:00.14 ID:flz/a+mq0
三人はすぐに戻ってきたが、恭介の顔(あたしのだけど)はさっきよりもずっと暗かった。
入れ替わった挙句、自分に対するフォローとか言われたら、そりゃそうなるか。
看護師「じゃあ、暗くならないうちに帰りなさいね」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 21:29:36.36 ID:flz/a+mq0
はて、今恭介はなんて言った?
さやか「分かってる、分かってるよ……こんなこと言うのはいけないって思ってる」
そりゃああたしだって薄々感じてたよ。
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2013/05/11(土) 21:38:25.92 ID:WPPXU+Z4o
魔法少女になるとしたらどっちがなるのか
中身が上条でも魔法少女になれるのか?
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2013/05/11(土) 21:39:24.92 ID:flz/a+mq0
恭介「待ってよ、待って……こういうの確か聞いたことある……」
さやか「何かいいアイディアがあるのかい?」
考えろあたし!
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 21:46:12.00 ID:flz/a+mq0
人には数回すれ違ったが、誰もあたしらが入れ替わったなんて思ってない。
普通に車椅子を押してどこかに行こうとしてるようにしか見えなかったはずだ。
あたしは押される道中、この危機をうまく乗り越えられるか必死に考えてたけど。
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2013/05/11(土) 21:49:29.89 ID:J0mqSyQfo
まるでスケットダンスだな
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2013/05/11(土) 21:54:23.71 ID:flz/a+mq0
恭介「よし、オッケー……自分のぱ……下着を脱がすのって、けっこう恥ずかしいね」
さやか「見えないって結構不安だね」
恭介「そう、そのまま……まだよ!まだだかんね!」
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2013/05/11(土) 22:02:15.89 ID:flz/a+mq0
さやか「ま、まだかな」
恭介「……うん、もう立っていいよ。また履かせるから」
さやか「あぁ」
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