80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 08:26:07.12 ID:vaaX809Zo
 つづく 
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 09:58:27.85 ID:Bi6FA7Lzo
 乙 
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 12:17:04.30 ID:2NeoDyoAO
 見てます 乙… 
  
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/22(水) 20:53:20.59 ID:yDzuvUWAO
 おつ。寒色系しか浮かばない空気だ 
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:15:44.48 ID:eYA5xb04o
  
 ◇ 
  
  屋敷中見て回っても、結局何も見つからなかった。 
  
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:16:51.30 ID:eYA5xb04o
  
  昼食を取ったあとも、シラユキの仕事は続く。わたしはそれを追いかける。 
  夕方を過ぎ、日が沈み、雨音が夜の闇に沈む。 
  
  夕食を作らなくては、と言ったシラユキを追って、わたしも厨房へ向かう。  
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:17:17.92 ID:eYA5xb04o
  
  そもそもわたしは、自分がなんなのかすら、よくわかっていない。 
  何が起こっているのかも、まったくわからない。 
  
  考えるな、とわたしは思った。忘れるんだ、何もかも。 
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:17:51.21 ID:eYA5xb04o
  
 ◇ 
  
  夕食を食べ終えて、シラユキが食器を片づける。 
  部屋に戻る気にもなれなかったけれど、シラユキを追いかける気にもなれなかった。 
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:18:54.16 ID:eYA5xb04o
  
  シラユキが洗い物を終えて戻ってくる。彼女は食事を作るのも片付けるのも、手際がいい。 
  もっとも、二人分なのでそう手間がかからないだけかもしれないが。 
  今日は買い物に行かなかったから、明日、シラユキは街に行くのだろう。 
  
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 08:19:23.07 ID:eYA5xb04o
  
  彼女は少し困ったような顔になる。わたしは少し後悔した。 
   
 「わたしには直接、何かが起こったわけではありませんから。上手く実感できないのかもしれません」 
  
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