過去ログ - モバP「アイドルたちの奇妙なお話」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/20(月) 23:42:26.99 ID:I96lWZFz0
同じ趣旨のスレあるのは知りつつ、自分でも書きたくなったので立てました
ようは「世にも奇妙な物語」っぽい話をモバマスアイドル主役でやってみようというものです
以下注意点
・地の文あり。嫌い・苦手な方はスルーでどうぞ
・鬱展開あり
・本家には程遠いクオリティ。オチのやられた感とか特にないです
・投下が不定期。仕事・他趣味との兼ね合い
今の予定3つ
・ワタシキレイデショウ?
・提供バック
・ウサミン星人になる日
ストーリーテラー:高垣楓
ネタが浮かんでは消えていくので変更あるかも
では以下から早速投下
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:43:18.92 ID:I96lWZFz0
【ワタシキレイデショウ?】
楓「♪」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:44:42.05 ID:I96lWZFz0
「はいッ今ので今日の撮影は終了ッ! 今日もいい絵たくさんいただきました!」
不必要に意気のいいカメラマンのその一言で、しんと張り詰めていた部屋の空気が一気に緩む。その空気の変化から一呼吸
遅れて、被写体としてレンズを向けられていた彼女はホッとひとつ、安堵の吐息をついた。その弛緩を待っていたようなタイ
ミングで、Pは彼女のもとに駆け寄る。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:45:37.81 ID:I96lWZFz0
「久美子、今日の撮影、スタッフの人たちみんな褒めてたよ。もちろん俺もよかったと思う」
「あ、本当? 前よりよくなってたかな」
「ああ。やっぱり水着の撮影は、これまで少し表情が固かったんだ。でも今回はかなりいい顔してたと思うよ」
「……へえ。グッときた?」
「グ、グッと!? おわっあぶねっ!」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:46:09.22 ID:I96lWZFz0
「じゃあ久美子。気をつけてな。明日は打ち合わせだから、事務所で」
「はいはい気をつけても何も、もうマンションすぐそこだから。本当心配性なんだから」
「はは、悪い悪い。じゃ、また明日な」
「うん、ありがとうP。また明日ね」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:46:51.68 ID:I96lWZFz0
部屋に帰り着いて、ようやく本当の意味でほっと一息。ソファに半ば倒れるように座り込み、今日一日の仕事を思い返す。
何ができたか。何ができなかったか。進歩しているのか。がっつりとではなくぼんやりと、そんな風にその日の仕事を
回想する。たいがい疲れきってはいるのだが、久美子はこの時間が好きだった。
充実してるってことだから。そう考えている。疲れきって家に帰ってきても考えてしまうくらいに楽しいし、達成感とか
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:47:40.49 ID:I96lWZFz0
「やだ……吹き出物?」
明くる朝。久美子は朝から洗面台を前に鬱鬱としていた。難しい顔で鏡に映る久美子のおでこには、ひとつ大きく赤いできも
のが見える。
日ごろのケアは怠っていないし、それは昨日の夜だって同じことだった。おかげで目立つ肌荒れやできものとは久しく無縁
だったのだが、それゆえに久美子のショックは小さくなかった。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/20(月) 23:48:39.23 ID:I96lWZFz0
ひとまずここまでで。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/05/21(火) 03:09:55.09 ID:MbWmIJ2r0
おつおつ
ちょっと読みづらいかも
もう少しスペース空けてもらえると嬉しい
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