過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/11(火) 00:27:13.32 ID:pVVV8fh70
切ないな…
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:27:38.71 ID:CWkcaF2p0
「えっと…初めましてってわけよ、黒崎さん…」
声に振り返ると、そこには綺麗な金の髪をした少女がいた
「ああ、転校生か…」
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:29:45.94 ID:CWkcaF2p0
「喧嘩?…ってか、妹いたのかよ」
「うん…それで、仲直りの方法とか、教えてもらえないかな、って…」
「ああ、それで話し掛けてきたわけか…」
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:31:35.03 ID:CWkcaF2p0
「転校…?」
「そう。今度、私達、転校することになってるわけで…」
「そっちかよ…」
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:37:38.06 ID:CWkcaF2p0
「何だ、こっちだったのかよ…」
放課後…同じ方向に歩いていくセイヴェルンを見つけて声をかける
「気付かなかったの?私は結構黒崎のこと見つけてたけど…」
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:39:48.00 ID:CWkcaF2p0
「…それで、一体何してるわけ、黒崎?」
「指輪探してるんだよ」
「…指輪?」
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:43:12.25 ID:CWkcaF2p0
「ほら、あったぜ」
「うん…ありがとう」
道路に出てすぐ…小さな少女に指輪を渡す
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:53:24.87 ID:CWkcaF2p0
「ねぇ、黒崎…」
「ん?」
じゃあ誰の?なんて、ありきたりなことを尋ねられはしなかった…
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:56:07.69 ID:CWkcaF2p0
フレンダは言った…「黒崎の卒業まで待ってほしい…」と
それはきっと、俺への気遣いだったんだろう。直接受験って言ったら、気遣いがばれて気恥ずかしいから、だから、わざとそんな言い方をしたに違いない
だから、「…お前、ヘタレだな」と返したんだ。気遣いがばれたと悟らせないように、呆れたような口調で…
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:58:13.89 ID:CWkcaF2p0
「黒崎…結局、私は、こんなところになんて来たくなかったわけよ」
唐突な発言に、一瞬、困惑し…数瞬後、何をしたかったのか理解した
「黒崎の顔なんて見たく無かったし、私の顔を見せたくも無かった…」
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