過去ログ - モバP「七人目の正直」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/14(金) 07:13:35.33 ID:Hi5WeEz0o
おつ、きたいしてます


21: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:49:06.72 ID:MBAzp3vzo
『ただ今戻りました……あらぁ?』

 私が事務所へ戻り、ドアを開けようとすると、鍵がかかっていました。いつものことです。Pさんはいつも走り回ってらっしゃいますから。

 初めて会った時は、ちょっとへんな人だと思いましたけど、とっても私のことを見てくれる優しい方です。ただ、あまり笑うところを見たことがありません。
以下略



22: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:49:57.52 ID:MBAzp3vzo
『帰ってくるまで、何をしましょうか……』

 あまり広い事務所ではありませんが、私はこの場所が好きです。あちらこちらに、Pさんの匂いと温かさを感じます。

 私のために何とかしようとしてくれている、そんな優しさがとても染み渡ります♪
以下略



23: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:54:28.11 ID:MBAzp3vzo
『わぁ、大きいですねー♪』

 とっても素敵な建物でした。しかも、いろんな設備まで付いています。マッサージチェアなんて物もあります。

『……こんなところに、いつかは行きたいですねぇ』
以下略



24: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:55:06.13 ID:MBAzp3vzo
『後でPさんに返しておきましょう♪』

 一人で呟くと、本当に何気なく私はそれを開きます。ちょっとした好奇心でした。

 Pさんのことをもっと知りたい、と思ったのかもしれません。いつも、私のことを大事にしてくれているPさん。いつも私のために走り回ってくれているPさん。
以下略



25: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:55:34.65 ID:MBAzp3vzo
『P、さん……』

 あの人の名前を、小さく呼びました。それとほとんど同時に、がちゃり、と事務所のドアが開く音がします。私は少し体を震わせて、振り返りました。

 そこに居たのは、Pさんでした。彼は肩で息をして、とても急いでいるように見えました。それは、私が知っているいつものPさんです。
以下略



26: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 00:56:13.68 ID:MBAzp3vzo
今回の更新はここまでです。まだ少し書いている部分はあるのですが、少し長くなりそうですので、短めになってしまいました。
ご容赦いただければ幸いです。


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/15(土) 01:09:01.67 ID:rnZIwnN+o
了解
ゆっくりいきましょう


28: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 01:25:14.20 ID:MBAzp3vzo
>>23
訂正です……。

×社長さん
○他の事務員さん
以下略



29: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 22:12:10.52 ID:MBAzp3vzo
『悪い場所ではなかったな。いや、むしろ新設の事務所であのレベルなら、最高じゃないか』

 俺は、件のシンデレラガールズ・プロダクションからの帰り道、そう呟いた。サイトのページでは完成予定、と書いてあったが、既に完成しほとんど稼動状態だった。新社屋は、とても綺麗で大きい。俺のあの賃貸雑居ビルとは大違いだ。

 そのせいか、当然ながら自分以外の芸能関係者も何人か、視察に来ていた。
以下略



30: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/06/15(土) 22:16:35.85 ID:MBAzp3vzo
(しかし、名刺入れを忘れるとは思わなかった……。予備を持ってたから良かったものの、名刺交換も出来ないところだった)

 よっぽど急ぎすぎていたらしい。ようやく見つけた移籍先候補だったから、仕方ないと言えば仕方ないのだが、これでは社会人失格だ。

 もう少しでせっかくの移籍をおじゃんにするところだった。反省しなければならない。
以下略



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