15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 22:41:05.23 ID:uPlaearc0
俺は…雪歩の気持ちになんて気づいていなかった。
「いいんです…。そうですよね…プロデューサーなら、そう言ってくれるって思ってました」
「雪歩…ごめんな…」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 22:57:01.18 ID:uPlaearc0
「雪歩…最近、無理してないか?その…あの事については…申し訳ないと思ってる。だけど仕方のないことでもあるんだ」
「プロデューサー?私…確かに最近無理してました…だけど…」
雪歩が何かを言おうとしていた。そんなのことにも気づけなかった。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:03:18.11 ID:uPlaearc0
携帯を片手に走りだし、俺は事務所を飛び出た。
携帯の電話帳から電話をかける。相手は勿論…雪歩。
「もしもし、雪歩か!?今どこにいる?」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:18:55.32 ID:uPlaearc0
「おい、お前!どこ見て歩いて…ってお前…へぇ…」
「765プロが何のようだ」
長身で茶髪のこの男。何度か見かけたことがある…。【天ヶ瀬冬馬】だ。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:27:15.93 ID:uPlaearc0
「プロデューサー!ごめんなさい!」
「雪歩…!どこに居たんだ…いや、そんなことより謝るのは俺の方だ」
「本当にごめんな。雪歩の気持ちに気づいてやれなくて…」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/06/12(水) 23:37:01.85 ID:5PVyan62o
ゆきぽがボクサーになるのかとおもた
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:39:56.98 ID:uPlaearc0
それから幾度も練習を繰り返した。
雪歩は【ALRIGHT*】という曲で挑みたいらしい。
練習を重ねるうちに、以前のこともすっかり頭から離れていた。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:49:02.29 ID:uPlaearc0
開演前、少し時間があったので、俺は入り口に飾ってあった雪歩宛の花束を眺めていた。
中にはプレゼントがついているものもあった。
手紙が一通飛び出ているのが気になったので、一応周りの目を気にしながら手にとって読んでみた。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/12(水) 23:57:53.24 ID:uPlaearc0
少しだけ外に出て、建物の周りをぐるっと周って戻るつもりだった。
「プロデューサー…好きです。」
「雪歩…俺は…」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/13(木) 00:04:16.73 ID:NZsE6odj0
今回は、【ジュピター】というユニットでの参加ではなく、冬馬個人での参加だった。
それでも十分な力を発揮し、見事に会場を虜にしてみせた。
「ありがとうー!」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/06/13(木) 00:14:28.19 ID:NZsE6odj0
声の主は雪歩だった。
「皆さん、ごめんなさい」
「急ですが、楽曲の変更をさせてください」
42Res/21.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。