22:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:34:11.88 ID:1/eeXXi7P
怒気を含んだ声が、私に覆いかぶさっている食蜂から放たれる。
私が座っていた椅子に目をやると、先ほどとかわりない状態で、本などが置かれていた。
どうやって私をここまで運んだのだろう。
そのような疑問と同時に、彼女に対する怒りがこみ上げてきた。
23:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:35:30.10 ID:1/eeXXi7P
だめだ。
私の忍耐力にも、限界というものがある。
堪忍袋の緒が切れた、というものだろうか。
24:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:36:48.18 ID:1/eeXXi7P
突然の質問。答えに窮する。現在日常的に“読まれ”てはいるが、“読む”立場というものになったことはない。
相手の考えていることがわかってしまう……
読まれることに対する苛立ちばかりが先行していたために気づかなかったが、それはとても恐ろしいことなのではないだろうか。
25:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:38:24.28 ID:1/eeXXi7P
食蜂「とにかく、先輩が伝えたいことは、私の能力に頼らず、先輩が自分の口で伝えてくださいね?
私の能力頼りのコミュニケーションなんて、つまんないじゃないですかぁ」
縦ロ「本当に自分勝手ですね、貴女は」
26:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/07(日) 23:38:54.01 ID:1/eeXXi7P
今回はここまで
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/08(月) 04:37:57.39 ID:mI/RgklQo
おつおつ
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/08(月) 11:52:03.25 ID:HQxE5XiAO
乙
29:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/28(日) 19:56:37.06 ID:DQ+GiNH0P
食蜂「立てちゃいました☆」
縦ロ「……何をですか」
食蜂「だからぁ、派閥ですよ」
30:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/28(日) 20:00:17.35 ID:DQ+GiNH0P
縦ロ「派閥を立ち上げたのなら忙しくなりそうですね。私などにかまっている暇などないんじゃありませんか?」
食蜂「そうなんですよぉ、前よりもちょっと忙しくなっちゃってぇ、それで先輩に是非ウチの派閥 「お断りします」
食蜂「……人の話は最後まで聞いてくださいよ」
31:電動ウォンバット ◆Eh2pKYcJqE[saga]
2013/07/28(日) 20:02:51.10 ID:DQ+GiNH0P
食蜂「…………ふーん、じゃあいいです」
そう言って彼女はベッドに潜り込んだ。
思わず彼女の方を見てしまう。
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