過去ログ - リヴァイ「俺が何者なのかを証明しよう――この大物を釣ることによって」
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232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:33:18.72 ID:Vbjiezhr0

地響きが連鎖する。地面を踏み潰し、進撃する足音。それは幾つも、幾つも、重なり押し寄せてくる。巨人の大群だ。

「やられたな」

以下略



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:40:16.56 ID:Vbjiezhr0

「安心しろ。俺は逃げねぇよ。ここでてめぇらの肉を削いでやる」

獣の巨人から15メートルほど離れた位置で、仁王立ちする。
そう、逃げない。俺は逃げず、戦おう。
以下略



234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:47:00.87 ID:Vbjiezhr0

――――



以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:47:44.55 ID:Vbjiezhr0

「……来たか」

前方から7メートル級。左方からは10メートル級が2体。
どれだけ怒ろうが、身体は動きそうにない。意識は霞が掛かっている。いつ意識が途絶えても不思議ではない。
以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:49:39.88 ID:Vbjiezhr0

「…………」

今まで巨人に食われていったヤツらも、こんな気持ちだったのだろうか。
どう足掻こうが、もはや助からないと知りつつも。それでも最後に勝つのは人類だと、精一杯の気概を籠めて食われていったのだろうか。
以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:51:09.15 ID:Vbjiezhr0

「ハンジ!! お前達の分隊は、接近する巨人の注目をかく乱しろ!!」

「任せなよ、エルヴィン!」

以下略



238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:52:45.03 ID:Vbjiezhr0

「モブリット達はあっちを任せたよ!!私は向こうの大行列のお相手をしてくるからさー!」

「怪我が癒え切ってないのに無茶です分隊長!!生き急ぎすぎなんですってば!!本当にあんた死ぬぞ!!」

以下略



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:54:41.85 ID:Vbjiezhr0

「……だってさ、ジャン」

「なんだよアルミン、その面は。気色悪りぃな。そもそも……信じてくれるのは嬉しいが、荷が重すぎじゃねぇか?」

以下略



240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 22:59:30.27 ID:Vbjiezhr0

「帰るぞ、リヴァイ」

俺を抱きしめている野郎が言う。

以下略



241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 23:00:51.92 ID:Vbjiezhr0
ここまで。調査兵団オールスターでお届けしました。いつも多くのレスを感謝。励みになってる

作品について語りたい事とかも少しあるけど、それは完結してからで。次回でラスト。長かった……漸く終わる。では次回で


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