過去ログ - 響「National Holiday」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:23:19.87 ID:eKVRquV80

「…………彼女達には彼が休暇を取ったと伝えよう。」

「活動に支障を出さないため、ですか」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:23:59.16 ID:eKVRquV80

P「……そっか自分で止めたんだ」

 昨日時計の電池を抜いていたことを思い出す。なので今の時刻を知るには携帯を取り出すしかなかった。
液晶を確認しようと思い、止める。手が携帯を持つことを拒んだ。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:24:37.12 ID:eKVRquV80

 アイドル達のスケジュールを見ていると、響が丸一日オフであることに気づく。
最近のスケジュールからするとそれは珍しいことだった。

 響は何をして今日という日を過ごすのだろう。彼女のことだから家族の餌を買い出しに出かけるのかもしれない。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:25:13.97 ID:eKVRquV80

響「みんなー! お昼だぞー!」

 声をかけるとみんなが集まってくる。
愛情をこめて作ったお昼の山が少なくなっていくのを眺めていると嬉しい気持ちになる。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:25:56.40 ID:eKVRquV80

 おやつ抜きに不満のある二人が近寄ってくる。
ちっちゃい首元とふわふわの背中をかいてあげる。

 お昼を食べ終わったみんなも集まってくる。シマ男はもう眠そうでうとうとしている。自分もベッドの縁に体を預けて目をつぶる。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:26:38.38 ID:eKVRquV80

 ピーンポーン

響「は、はい! 我那覇響起きてます!! ……あれ?」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:27:27.04 ID:eKVRquV80

P「よっ」

 元気よく開け放たれた玄関扉から夏の太陽のような笑顔が弾ける。
笑顔からの驚きが訝しみに変わり、最終的にそれらをごちゃ混ぜにしたような顔が張り付く。
以下略



20:1の名前がおかしなことに。ビーズって入れたからかな?
2013/07/01(月) 20:28:32.31 ID:eKVRquV80

 フローリングの床から直に木の温度が伝わる。
その規則正しい直線に今朝のトラックを思い出す。沈むはずなどないのに足を踏み出すのを躊躇ってしまう。

 立ち止まっているといぬ美に袖を引かれる。されるがままでいると響の自室に辿り着く。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:29:22.26 ID:eKVRquV80

 ドアが開く。
お盆を片手で持っている様子が様になっている。

響「ってあー! なに寝てるのプロデューサー! クッションに座ってって言ったでしょ!」
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:30:23.78 ID:eKVRquV80

響「餌ならあるよ?」

 自分の腹の虫だった。
まだ草を食べて生活はしたくない。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/01(月) 20:31:16.56 ID:eKVRquV80

響「ほらほら早く! 冷たい水で洗えば頭もさえるぞ!」

P「分かったから、分かったから! 押すな押すな!」

以下略



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