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2013/07/11(木) 19:22:32.47 ID:ATuKDLpGo
全員消耗している。氷川も北條も致命的ではないにせよ多少なりとも攻撃を食らっており。
まどかとさやかを守るようにたちまわったほむらも怪我はないが制服やストッキングは裂け白い肌が露わになっている。
無傷なのがまどかとさやかだが不可解な事象に巻き込まれた上に荒事に慣れていない二人は精神的に限界だ。
まどか「もうやだよ、帰りたいよ…」
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2013/07/11(木) 19:26:31.04 ID:ATuKDLpGo
まどか「ほむらちゃん、怖くなかったの!?」
ほむら「私は、まどかが傷つく方が怖いから…」
さやか「こっちにもいるじゃん!もう駄目なんじゃないの!?」
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2013/07/11(木) 19:27:16.74 ID:ATuKDLpGo
二人は以前にもあの光を目の当たりにしている。ともに不可能犯罪に立ち向かった戦士の光を。
だが、二人が以前見たアギトの姿とは大違いだった。
プロテクターの形に関しては上半分だけだが同一といってもいい、しかし変身前の姿をここまで保った姿は見たことがない。
ほむらはまず自分の目の前にいる邪魔者の排除に動いた。右手で拳を作り叩きつける。
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2013/07/11(木) 19:30:13.17 ID:ATuKDLpGo
北條「お疲れのところ悪いですが色々とお話を聞かせてもらいます。その前に氷川さん全員分の飲み物を」
氷川「欲しい飲み物を教えてもらってもいいですか?」
北條「コーヒーで」
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2013/07/11(木) 19:35:30.56 ID:ATuKDLpGo
北條「では鹿目さんは助けを呼ぶ声をたどっていったら、あの場にたどり着いて猫みたいな生き物を保護したと」
さやか「あれ、すごい変な動物だったけど…」
北條「少なくとも流暢に言語を発する動物というのは見たことも聞いたことがありませんね」
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2013/07/11(木) 19:41:27.38 ID:ATuKDLpGo
さやか「なんでですか!?警察から護衛でもつければいいじゃないですか!?」
北條「不服なことだらけだと思いますが、要請はしますがまず県警からは許可が下りないでしょう」
さやか「でもあの化け物とかは!?」
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2013/07/11(木) 19:45:17.26 ID:ATuKDLpGo
北條「そうですね、明らかに人とは違う力を持っているのは不安で仕方ないでしょうね」
まどか「それでもほむらちゃんはわたしたちを守るために力を使ってくれたんだよね。ありがとう」ニコリ
ほむら「いいの、目の前で人が死ぬのを見る方が怖かったから…」
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2013/07/11(木) 19:50:27.36 ID:ATuKDLpGo
北條「頭ではわかっていても心では理解できないんでしょうね」
氷川「仕方ないですよ」
まどか「あのねほむらちゃん、さやかちゃんの言ってたことはあんまり気にしないでくれると嬉しいかなって、助けてもらったのは事実だし…」
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2013/07/11(木) 19:53:54.05 ID:ATuKDLpGo
北條「暁美さん、あなたの力のことで少々思い当たる節があります」
ほむら「本当ですか!?」
北條「ええ、私たちが知っているのとはだいぶ違いますがアギトでしょう」
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2013/07/11(木) 19:57:57.05 ID:ATuKDLpGo
氷川「新たな脅威ですか、なぜ今まで存在が明るみに出なかったのでしょうか?」
北條「あの不思議な空間のせいでしょう。隔絶された空間のようでしたから」
北條「奇妙な自殺者未遂者もその影響でしょう」
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2013/07/11(木) 20:02:41.24 ID:ATuKDLpGo
氷川「暁美さん、僕たちはこの証拠を警視庁に持っていかないといけません見滝原を離れることになるので鹿目さんと美樹さんを守ってあげて下さい」
北條「美樹さんに言ったように護衛の要請は出しますが多分通りません。あなたしか頼りに出来る人がいないというのが大人として恥ずかしいですが」
ほむら「私に出来るのならやらせてもらいます。友達も守りたいですし」
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