過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』
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961: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:18:46.61 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツー『でんこうせっか……れんぞくぎり……』 
  
 ミュウツー『お前の種族は、スピードを活かした戦い方が得意、ということか?』 
  
962: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:20:25.15 ID:uzzTTkrho
  
 ダゲキ「『けしからん』、てなに?」 
  
  
 彼の質問に、直接答える気にはなれなかった。 
963: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:23:08.10 ID:uzzTTkrho
  
 ジュプトル「まえに、いったろ。つかわれなかった って」 
  
 ダゲキ「……うん」 
  
964: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:24:37.14 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツー『……お前たちを使役しようとするニンゲンは、ここにいない』 
  
 ミュウツー『お前を役立たずと断じるニンゲンも、もういない』 
  
965: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:27:21.45 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツー『お前は単に、私やこいつと比較して自分を卑下しているだけではないか』 
  
 ミュウツー『単に、自分が同じものを持っていないからだ』 
  
966: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:28:48.95 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツー『ニンゲンに一方的な搾取を許す、いい口実になっているではないか』 
  
 ミュウツー『「役に立つ」?』 
  
967: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:31:22.28 ID:uzzTTkrho
  
  
 ――我々が生み出した、最強にして最高の 
  
  
968: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:32:31.22 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツーは、相手の言葉を遮るように『声』を発する。 
  
 押し止められて、ダゲキは困ったように口を歪めた。 
  
969: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:34:03.85 ID:uzzTTkrho
  
 ミュウツー(あんな程度で、こいつにとっては『話を聞いてくれた』、か……) 
  
 ミュウツー(それには、少々ささやかすぎると思うが) 
  
970: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:38:30.87 ID:uzzTTkrho
  
 チュリネ「どうして、にーちゃん、かなしいの?」 
  
 チュリネ「にーちゃん かなしいと、チュリネも かなしい」 
  
971: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2014/08/20(水) 01:40:32.56 ID:uzzTTkrho
  
 ダゲキ「さしょの ほん、また みたい」 
  
 ダゲキ「もって て、いい?」 
  
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