過去ログ - 薫「魔法少女?」まどか「超能力者?」
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32:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」2 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:06:46.48 ID:hZXSI6CE0
「アカシ・カオル、サイコキノ(念動能力者)……ノガミ・アオイ、テレポーター
(瞬間移動能力者)……サンノミヤ・シホ、サイコメトラー(接触感応能力者)……
学校では表向きレベル(超度)2としているが、実際は最高のレベル7に該当する」

金髪の少女は無感情に復唱しながら筆を動かす。
以下略



33:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」3 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:08:09.06 ID:hZXSI6CE0
「そりゃ悪かった」

『ユーリ』の冷淡な態度に、お兄様と呼ばれた少年は余裕のある表情を全く
変えないまま言葉だけの謝罪をした。

以下略



34:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」4 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:09:52.05 ID:hZXSI6CE0

「……まさか、実在すると思っているのですか!?」

ユーリはまさか兄がそういう現実と空想の区別のつかない人になってしまったのかと
ドン引きするような仕草で言った。
以下略



35:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」5 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:10:55.51 ID:hZXSI6CE0
(ついに特務エスパーにまで目ぇつけられちゃったか……)

非常にまずい。泥棒少女はそう思う。

もちろん数回菓子を盗んだ程度で特務エスパーに狙われるなどありえない。
以下略



36:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」6 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:12:10.18 ID:hZXSI6CE0
特務エスパーはこちらの方を見ても、何事もなかったかのようにまた他のところを
見回している。

まるでここにいる少女たちが見えてもいないようだった。

以下略



37:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」7 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:13:23.49 ID:hZXSI6CE0
〔本当はこんなことしたくなかった――〕

ふいに頭の中に声が聞こえた気がした。

「え? 誰、テレパシー?」
以下略



38:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」8 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:16:15.16 ID:hZXSI6CE0


化物のボスを倒すと、あたりの空間は元に戻っていた。

(エスパー本人は見当たらなかったわね……)
以下略



39:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」9 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:17:37.84 ID:hZXSI6CE0
ユーリは自分の傍らに立つナイを見る。

彼女に視力がなく、目にバンダナを巻いているのは生来の障害のためではない。

いざという時はいつでも始末できるように頭に爆弾を埋め込まれ、そのために
以下略



40:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」11 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:19:06.59 ID:hZXSI6CE0
「――ナイに猫として生活させ続けるのは超能力の消耗が大きいので人間として
生活させたいのですが、さすがに小中学生の子供だけの生活というのは、
世間から見れば明らかに不審です」

ユーリは電話に向かって話す。
以下略



41:EPA「キャッツ オン ザ ストリート」12 ◆X/Lv.1Xswo[saga]
2013/07/15(月) 22:20:06.69 ID:hZXSI6CE0
……ような気がした。

(あれ、なんだっけ? あたしたち何を見に来たんだっけ? この幼女たち?
それともイヌ? ネコ?)

以下略



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