過去ログ - 操祈「好きでこんなことやってるわけじゃないわよぉ」美琴「その、ごめん」
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2013/07/15(月) 10:20:45.89 ID:cB3TxE+Go
精神論で現実という歯車は回らない。
数センチのナイフでも道端の石ころでも彼は簡単に死ぬ。
もし自分がいたらそうならなかったのに。
なんて思うような出来事があったらどれほど後悔すると思っているのだろう。
以下略
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2013/07/15(月) 10:21:11.50 ID:cB3TxE+Go
「その人に必要なものを用意するのが僕の仕事さ―――ってパパが言ってたケド。
アイツに必要なのはなんなのかしらね」
以下略
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2013/07/15(月) 10:21:37.82 ID:cB3TxE+Go
「ごきげんよう、御坂様。三日ぶり……ですか?」
「ごきげんよう。
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2013/07/15(月) 10:22:03.45 ID:cB3TxE+Go
だからこそふたりの時間軸はなかなか合わない。
無理に合わせようとすれば合わせられなくもないのだが強いてそれをしようとは思わない。
以下略
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2013/07/15(月) 10:22:29.20 ID:cB3TxE+Go
派閥。
非常に特殊な言葉である。
常盤台中学の女子生徒は中学在学中に大学卒業程度の知識を身に付ける。
そして研究者が視界に入っている生徒も当然多い。
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2013/07/15(月) 10:23:21.35 ID:cB3TxE+Go
「そう言えば御坂様。先程から空を見上げておりましたけれども?」
「あー、うん。大したことじゃないの。あんまり気にしないで」
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2013/07/15(月) 10:23:48.18 ID:cB3TxE+Go
無礼を肯定も否定もせず。
大っぴらに口にする言葉でもないが女の子同士の会話だ。カウントには入らないだろう。
しかしそれ以上に、
以下略
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2013/07/15(月) 10:24:40.78 ID:cB3TxE+Go
「だからねー、ちょっと休憩。保健室に行こうかなって。
薬は飲んでるけど、今回は特に重そうなんで」
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2013/07/15(月) 10:25:09.16 ID:cB3TxE+Go
頭を下げていた姿勢で思わず縦ロールの少女に突っ込みそうなところをタタラを踏んで堪える。
身を起こせば縦ロールの少女はうつろな眼差しでどこか遠くを見つめていて、視界に入っているはずの御坂美琴が目に入っていないようだった。
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2013/07/15(月) 10:25:50.61 ID:cB3TxE+Go
(自分の取り巻きと私が会話してたからって邪魔しに来たのか……ということは近くにいる?)
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2013/07/15(月) 10:26:17.07 ID:cB3TxE+Go
「ただの、偶然?
アイツが何かしらをしようとしてる―――おそらくは『人払い』みたいなことを―――しているのが
たまたまこのタイミングだったってだけ?」
以下略
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