過去ログ - インデックス「この向日葵を、あなたに」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:21:45.10 ID:q8CRr7Mk0
――三時間後

上条「うおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉっ!」

インデックス「とーまー、もうお昼なんだよー?ご飯が逃げて行っちゃうんだよー」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:23:29.80 ID:q8CRr7Mk0


●上条当麻 vs ○太陽……決め手『熱中症』




24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:25:06.91 ID:q8CRr7Mk0
「るー……るるー……ららーら」

 深い黒に押し潰されていた意識が徐々に覚醒していく。
 酷く重い何かに押し潰された心が、時には辛くて逃げ出してしまった時、優しい誰かに慰めて貰った記憶と共に。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:26:35.89 ID:q8CRr7Mk0
――1日目 19時

 苦行とも言える課外実習は終わり、明日からは楽しみにしていたレクリエーションが始まる。
 それ自体は喜ぶべき事だが、それだけではなく。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:28:29.29 ID:q8CRr7Mk0
上条「俺?俺はまぁ、ぼちぼちかな」

青ピ「えー、うっそだーっ!何かいつも『不幸だ』つってのに、最近あんま言わなくなりましたやんか」

上条「……」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:31:10.89 ID:q8CRr7Mk0
青ピ「……まぁまぁ、あれですわ」

上条「……?」

青ピ「自分で大事に抱えとったつもりが――」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:33:20.73 ID:q8CRr7Mk0
リーリーリーリー、リリリリ……

 単調なリズムが止めどなく思考の螺旋に陥る前に、眠りへと誘ってくれる。
 いつもは側にいる筈の、もう居ない『彼』の代わりとなった自分を。支えてくれた彼女の気配が――?

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:35:15.32 ID:q8CRr7Mk0
インデックス「……もー、なんか眠いんだよ」 モゾモゾ

上条「……いやあの、信用してくれるのは嬉しいんだけど、さ?」

インデックス「なに?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:37:03.34 ID:q8CRr7Mk0
 血を吐くような告白。インデックスがどれだけ記憶で辛い思いをして来たのか、それにも関わらず。
 どれだけの想いがあれば否定出来るのか。いや否定しているのは自分だけではない。
 少女を守ろうと悪役を買って出た少年。姉代わりに接する少女。多くの同僚達、同胞達、必要悪の教会や魔術を知らぬ兵士達。

 教会を敵に回し、ロシアを敵に回し、世界の敵となった相手を打倒するため、多くの人間の命が費やされた。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:38:54.30 ID:q8CRr7Mk0
上条「……インデックス?もしかしてお前、寝ちまったのか?」

 だから上条当麻は嘘を吐く――腕の中のか細い鼓動が、激しくなっているのを気づかないフリをする。

インデックス「……すぅ、むにゃむにゃ……もう食べられないんだよ……」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/08(木) 12:40:40.72 ID:q8CRr7Mk0
――1’日目 朝

小萌「おっはよーございますなのですよーーーーーーーーっ!」

 静謐な公民館に幼女――ではないが――の声が響き渡る。
以下略



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