過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part 6
1- 20
51: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:14:55.68 ID:VHs+KO40o

仁美「(一意専心! ……は、ちょっと違うかな……初志貫徹? これも違うか……)」

仁美「(まあとにかく、アタシはこの街を守るって決めたんだから、それを通すまでよ!)」

以下略



52: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:16:34.41 ID:VHs+KO40o

悲鳴の聞こえた現場にたどり着くと、辺りは騒然となっていた。
なにやら見たことの無い黒い物体が、人を襲っているのが見える。
その物体は、どうやらカースであるらしいが、その形は獣──狼の様な姿を取っていた。
総数は八体ほどだ……数も多い。
以下略



53: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:19:36.25 ID:VHs+KO40o

仁美「遠からん者は音に聞け!」

狼型を串刺しにした槍を地に突き立て、自らを奮い立たせるように叫ぶ。

以下略



54: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:21:05.86 ID:VHs+KO40o

カースの群れとの遭遇場所からかなり離れたところまで来たところで、仁美は殺気を感じた。
周囲を見渡すと、数匹の狼型が追いついてきているのが見える。

仁美「松風、頭下げて!」
以下略



55: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:22:45.57 ID:VHs+KO40o

松風『仁美よ、俺の全速力なら、今ならまだ包囲を突破して逃げる事も出来るぞ……敵の数も減ったしな』

松風『だが、これ以上戦うつもりでいるなら、そのチャンスもすぐに無くなるだろう』

以下略



56: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:25:25.42 ID:VHs+KO40o

仁美「こんな奴ら、アタシ一人でも何てことないってこと!」

痺れを切らし、正面から飛びかかってきた二匹の狼型を横薙ぎに払い核ごと真っ二つに、
返す石突で別方向から飛び込んできていた一匹を強打する。
以下略



57: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:26:44.01 ID:VHs+KO40o

それからも数度、狼型の突進と仁美の迎撃の応酬が続いた。

狼型の攻撃により、仁美の身体には致命傷とまではいかないものの無数の切り傷が出来上がっていた。
対して狼型の方は大した損傷も無く──そもそも、カースの特性として、核を攻撃できなければ体表の損傷などはすぐに回復してしまうのだ。
以下略



58: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:29:52.78 ID:VHs+KO40o

仁美「どうしようもない、か……」

仁美は片膝をつくと、言い聞かせるように呟く。

以下略



59: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:33:40.74 ID:VHs+KO40o

仁美の決死の攻撃は、果たして狼型の核を捕らえることに成功した。
手に何か硬い物を穿ち砕く感触が伝わり、身体に食らいつく顎の力が急速に弱まるのを感じる。

仁美「ふっ……肉を斬らせて……骨を断つ……ってね」
以下略



60:@設定? ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/19(月) 07:37:52.58 ID:VHs+KO40o

※丹羽ちゃん本気モード

時代劇口調と中二病が合わさり最強に見える。
普通の人間がやろうとすると逆に頭がおかしくなって死ぬ。
以下略



1002Res/753.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice