過去ログ - 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」
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961: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:24:10.42 ID:t4lG1/uao


「雪乃、どこか寄りたいとこはあるか?」

 まだ顔のほてりがとれない雪乃は顎に手をやりながら考え込んでいた。
以下略



962: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:26:42.69 ID:t4lG1/uao


「『来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ』か……」

 俺は歩みを止めると対岸を見つめながら定家の和歌をつぶやいた。
以下略



963: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:29:53.26 ID:t4lG1/uao



「雪乃、指輪の代わりといっちゃなんだが、この夜景で我慢してくれないか」

以下略



964: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:51:42.24 ID:t4lG1/uao


    ×   ×   ×   ×


以下略



965: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:53:23.90 ID:t4lG1/uao


 そして、結婚の翌年の9月に双子が誕生した。

 息子は俺似だが、目は腐っていない。
以下略



966: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:54:57.78 ID:t4lG1/uao


「フフフ……。あなた、いつも駅に着いたらメールくれるでしょ……」

 このメールは結婚してからの習慣となっている。
以下略



967: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 21:56:52.63 ID:t4lG1/uao


    ×   ×   ×   ×


以下略



968: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 22:00:12.23 ID:t4lG1/uao


「あなたはどこに行きたいのかしら?」

 雪乃が娘に尋ねた。
以下略



969: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 22:09:02.00 ID:t4lG1/uao


    ×   ×   ×   ×


以下略



970: ◆GULJi96aoSzS[sage saga]
2013/10/26(土) 22:14:25.06 ID:t4lG1/uao


 子どもたちに促されるままに『ながい ながい ペンギンのはなし』を読み聞かせていると、しばらくして
ふたりともスースー寝息を立てて穏やかな表情で眠りについた。

以下略



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