過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 23:19:18.22 ID:/1ufEASao
屈折してんなぁ…


522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 01:23:42.08 ID:OhtP3+o0o
してますな


523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/27(金) 06:21:57.64 ID:Ro+oGdzIo
いいね


524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:00:41.82 ID:KVRRLmPoo



 後輩が去って行った後、部室に残ったまま一人で考え込んだ。

以下略



525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:01:12.32 ID:KVRRLmPoo

 いつもは親密さすら感じる部室という空間が、ひどくよそよそしく、冷たいものに思えた。
 居心地が悪くなったので、荷物を持って帰ろうとした。空間にすら軽蔑されているような気がしている。

 部室を出るとき、机の上にシャープペンを見つけた。
以下略



526:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:01:38.98 ID:KVRRLmPoo



 もう外は暗かったけれど、まだ帰る気にはなれなかった。
 俺は自販機で烏龍茶を買ってその場で口をつけた。喉の渇きはそれでどうにかなった。
以下略



527:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:02:05.76 ID:KVRRLmPoo



 屋上から見る空は鮮やかだった。雲は青紫で、空は橙で、夕陽は黄色。絵に描いたような光景。
 風が少し強かった。こんなところにいたら、また風邪を引いてしまうかもしれない。
以下略



528:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:02:47.28 ID:KVRRLmPoo

「おまえは彼女を傷つけたんだ」と俺は俺に向けて言ってみた。
「そしてもう二度とやり直すことはできない」

 言ってしまうと後は簡単だった。同じ言葉を頭の中で何度も唱えるだけだ。
以下略



529:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:03:29.10 ID:KVRRLmPoo



「何してるの?」と彼女は言った。
 直前に口にした言葉を忘れたみたいに自然な声音で。
以下略



530:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 14:03:59.24 ID:KVRRLmPoo

「……ごめん。嘘かも」

 彼女はそう言って肩をすくめた。俺はその言葉をうまく理解できなかった。

以下略



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