過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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330:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 05:41:53.27 ID:bFthlaFf0
待ってましたー!


331:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 12:45:11.79 ID:plHD1g760
明日か、おk期待しています。


332:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/26(木) 21:54:23.41 ID:glDIRpjt0
待機


333:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:10:04.46 ID:VsZoKgEE0
帰宅しました
投下始めます


334:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:22:55.64 ID:VsZoKgEE0
――施設内部


「つまりは現実逃避ってやつだ。能力を使うコツはおろか、自分が能力者だってことまですっかり忘れちまってる」

以下略



335:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:27:46.57 ID:VsZoKgEE0
ふと、病院で布束が告げたことを思い出す。自分で自分に洗脳をかけた可能性について。
疑似の記憶を植え付けたのだとしたら、洗脳が滞っていることも有り得ると彼女は言っていた。
しかし、それはあくまでセキュリティを高めるための処置だったはず。

ここに来て、布束の仮説が正しかったということを再認識することはできた。
以下略



336:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:43:00.15 ID:VsZoKgEE0
記憶の上塗り。
食蜂操祈が望んだもう一つの自分。
何の能力も持たない無能力者。
誰の心も見えないし、洗脳だってできない、ごく普通の女の子。

以下略



337:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:51:24.82 ID:VsZoKgEE0
「だってそうだろ? 洗脳が完了しないまま奪還しちまったところで、あの女が能力を取り戻す保証はないんだぜぇ?」

一理あるが、それは幻想殺しを知らない人間の言い分だ。
上条は幾分余裕が戻ってくるのを感じた。

以下略



338:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 22:54:46.33 ID:VsZoKgEE0
「あぁ、そういうこと。お前、あの難儀な女に惚れてんのか」

「……さぁな。取り戻せればそいつもいずれはっきりすんだろ」

男の軽口に、上条があっさりと返した。
以下略



339:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 23:01:02.40 ID:VsZoKgEE0
男が乾いた唇を軽く舐めた。
この賭けで戦況をひっくり返す。
その決意とともに。


以下略



340:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/26(木) 23:11:04.78 ID:VsZoKgEE0
「――ッ!」

翻った白衣が上条の視界から、男の姿を一時完全に覆い隠した。
踏み込みを停止した上条をよそに、男が先ほどの上条の頭の位置を正確にトレースし、たなびく布地の裏から渾身の突きを見舞った。

以下略



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