32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 07:50:44.93 ID:A4xiBcVFo
なんだか残念な気がした。悔しさにも似た思いが胸をよぎった。
もっと彼女の優しい表情を見ていたかった。
「プリン、好きなの?」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 07:51:32.55 ID:A4xiBcVFo
「なんでわたしに会いに来たの?」
彼女は唐突に話を戻した。
僕は頬が熱くなるのを感じた。
「それは……」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 07:52:34.63 ID:A4xiBcVFo
「それはありがとう」
感謝の気持ちの欠片もない顔で彼女は答えた。
僕の顔の赤みだけが濃さを増した。と思う。
今なら羞恥心だけで死ねる気がする。
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 07:53:00.74 ID:A4xiBcVFo
続きます
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 08:23:12.34 ID:elN//Suu0
支援
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/27(火) 11:21:13.21 ID:IjzGOJzVo
ほう…
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:49:49.95 ID:A4xiBcVFo
ベッドの縁に並んで座る。
二人とも下着姿だ。彼女の身体からは石鹸の清潔な香りが漂ってくる。
恐る恐る見やると視線がぶつかる。
彼女の冷ややかな視線は少し怖い。見つめあっていると間が持たない。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:52:29.30 ID:A4xiBcVFo
みずみずしい唇が、僕の鎖骨の辺りに吸いついた。
思わず身体がびくりと震えた。
そのまま舌が首筋を這う。
ため息に似た声が僕の口から漏れた。
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:54:56.71 ID:A4xiBcVFo
「ご、ごめん」
「何が?」
僕は彼女の下着を指さす。
色の薄いそれには、赤黒い染みが小さく、だがしっかりと着いてしまっていた。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:55:37.14 ID:A4xiBcVFo
僕は呆気にとられた。
彼女が下着を引っ張ったことでかなり危うい部分まで見えていたが、それが気にならないほどだった。
「おい、しい?」
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