過去ログ - 真「秘密基地は夏の終わりに」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:17:28.40 ID:Pb8MMJNZ0
太陽が頭上の斜め上で燦々と自己主張を続けている

何時もなら走って公園へと向かっているはずなのだが、僕の脚はゆっくりと歩みを進めていた

公園へ行っても、男性に会って僕はどうするの?
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:19:17.10 ID:Pb8MMJNZ0
公園に着いた頃には、僕の影は薄くなってしまっていた

公園敷地内に設けられた時計に目をやると、長針は十五時を指している

公園入口から観える範囲では、男性の姿は確認できない
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:20:34.27 ID:Pb8MMJNZ0
 「ただいまー! おぉ、今日はハンバーグか!」

真「……うん……たべて」

 「もぐもぐ……やっぱり真ちゃんの作る料理は美味しいな!」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:23:16.22 ID:Pb8MMJNZ0
 「お、もうこんな時間か」

真「……」

 「……なぁ、真ちゃん。 この場所に名前付けない?」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:26:13.65 ID:Pb8MMJNZ0
 「お、おい。 どうした真ちゃん?」

真「いっちゃ……ヤダ……」


以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:29:22.12 ID:Pb8MMJNZ0
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真「―――……おかあさん。 スカートだして」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:30:55.22 ID:Pb8MMJNZ0
何時もよりも早めに布団に潜り、目を瞑ってただ時間が過ぎるのを待つ

全ては明日の為

僕の布団を見下ろす形で壁に掛かっている、ひらひらのフリルが縫い付けられ、花の刺繍が施されたスカート
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:33:32.89 ID:Pb8MMJNZ0

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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:35:15.31 ID:Pb8MMJNZ0
容赦ない太陽の日差しが木漏れ日を作り出し、僕が作り出した影を誤魔化す

公園に設けられた時計を見ると、もうそろそろ十一時になる事を僕に知らせてくれた

男性との約束の時刻はお昼頃という曖昧な指定だったが、男性はもう直ぐやってくるだろう
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:36:58.33 ID:Pb8MMJNZ0

 「なんだなんだ? きょうはあいついねぇのか? あのバカみたいなおとこ!」



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