956: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:33:00.23 ID:nUGALjYx0
大神「!何だこの気配はッ」
大神(鋭い殺気が走ってこっちに来るな…誰だ?…ナイフを構えている。この暗闇の中迷わずに近づいて来るということは闇が見えるということか)
大神「…迎え撃つ」
957: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:34:02.13 ID:nUGALjYx0
戦刃「…いッ!ぐ…!」
大神「何だと…?」
958: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:35:25.72 ID:nUGALjYx0
我は見ていることしかできなかった。
闇の中に何かが刺さる音がする。
一瞬にして血の気が引き、直後に沸騰したように昇る。
959: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:36:10.72 ID:nUGALjYx0
朝日奈「…さくらちゃん!」
大神「…朝日奈よ。助けにきてくれたのだな」
朝日奈「さくらちゃん怪我してる…!」
960: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:36:55.30 ID:nUGALjYx0
男子トイレ
石丸「むむむむむ…」
石丸「不安だ…実に不安だ」
961: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:37:52.76 ID:nUGALjYx0
不二咲君に合図を送った。不二咲君の腕に緊張がこもる。
僕はゆっくりと、トラップをすり抜けて男子トイレの入口へと近づいて行く。
意を決して、入り口から顔を出した。
962: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:38:42.53 ID:nUGALjYx0
石丸「……!」
江ノ島「うわっ?!」
963: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:39:35.25 ID:nUGALjYx0
不二咲「……!」
不二咲君が忙しなく指先を動かす。
その間も江ノ島はゆっくりと近づいて行き
964: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:40:51.42 ID:nUGALjYx0
石丸「何を…うがぁっ!」ガンッ
体がツルハシの側面で打ち付けられ地面に落ちた。
意識が朦朧とする中に、背中に何か尖ったものをぐりぐりと刺された。骨と骨の隙間の肉の部分にヒールを捻じ込まれているようだ。背中に激痛がはしって意識が戻る。
965: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:42:03.03 ID:nUGALjYx0
石丸「……ガッ?!」
江ノ島「終ったとでも思った?」
石丸「が、があ……!」
966: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:43:14.91 ID:nUGALjYx0
僕の体はどさりと投げ捨てられた。
勝者のように悠然と立ち去って行く影を見つめることしかできない。
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