90:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:36:22.51 ID:qgOebLqx0
『バタン』と扉が閉まり、再び律子と二人になる。
俺は律子に向かって。
P「『頑張って』だそうだ」
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2013/09/11(水) 01:36:54.19 ID:qgOebLqx0
【無意識空間】
P「よし」
自分の状況を確認し、次の行動を考える。
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2013/09/11(水) 01:37:56.84 ID:qgOebLqx0
P「よし……社長だな」
社長「…………」
俺の言葉と共に、社長の姿が固定されていく。
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2013/09/11(水) 01:39:00.60 ID:qgOebLqx0
【昼、事務所】
意識がはっきりして、視界に事務所の景色が映る。
予想通り、社長室の扉の前で交代したようだった。
物音一つしないのは、事務所に人が居ないからだろうか。
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2013/09/11(水) 01:39:51.90 ID:qgOebLqx0
P(しかし、入室は許可されたけど……)
これは、邪魔になってしまったのではないだろうか。
そう思って、一応の確認を取る。
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2013/09/11(水) 01:41:05.16 ID:qgOebLqx0
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2013/09/11(水) 01:44:56.18 ID:qgOebLqx0
P(え――?)
おかしい。
P(どうして、前の日付が――!?)
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2013/09/11(水) 01:46:01.83 ID:qgOebLqx0
P(なっ――!?)
俺は驚いて、思考が真っ白になる。
けれど、俺の口は報告の言葉を吐き出し続けている。
それで、自分の身体が自分の思い通りに動いていないのだと、初めて気づいた。
98:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 01:47:39.07 ID:qgOebLqx0
P(待てよ……ひょっとして、俺は――)
思考の沼に沈んでいる間に、『俺』――あるいは『彼』だろうか――は報告を終えていた。
黙っていた社長から企画案にGOサインが出され、部屋を辞そうとしている。
そこを不意に呼び止められて、『昼であがりだ』という言葉に困惑している自分が居る。
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2013/09/11(水) 01:48:30.16 ID:qgOebLqx0
【入院病棟・個室】
病室は静寂に包まれている。
私の目の前には白いベッドがあった。
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