過去ログ - 黒子「おまじない……?」#3.5
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61: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:07:19.42 ID:BHTH2ViG0
背筋に、両方の二の腕に、鈍い痛みが走った。
落下する感覚は――なくなっている。
62: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:08:26.69 ID:BHTH2ViG0
初春「……ほっ……」
辛うじて落下を免れたことを認識すると同時に、思わず安堵の息を漏らす。
だが、このままの状態でずっといるわけにもいかない。
63: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:09:31.28 ID:BHTH2ViG0
そう――殺人を犯す光景を、子供がクレヨンで描いたと思われる絵。
先程、見たときと内容は何ら変わっていない。
64: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:10:26.04 ID:BHTH2ViG0
崩れたりしないかという不安は、もちろんあった。
65: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:10:54.79 ID:BHTH2ViG0
初春「生徒手帳……ですか?」
青色の小型の手帳で、表紙には正三角形の上にVの字が重なった図形が刻まれている。
66: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:12:39.51 ID:BHTH2ViG0
初春「――!!」
見開きには、写真の付いた生徒証が1枚、挟み込まれていた。
学校名は見覚えの無い校名が書かれていた。
67: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/10/24(木) 23:13:56.04 ID:BHTH2ViG0
68: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/10/24(木) 23:15:25.77 ID:BHTH2ViG0
初春「…………」
何も言わず、手帳を床に置く。
69: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/10/24(木) 23:16:02.07 ID:BHTH2ViG0
教室を開けたら、別の空間になっていたから。
自分か刻命かのどちらかが、空間を移動させられていたかなんて分からない。
そんなことなど、今はどうでもいい。
70: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/10/24(木) 23:23:11.01 ID:BHTH2ViG0
本日の投下はここまでです。
なお、次には以下のように選択肢が続きます。
A:初春(いいや、そんなことあってほしくないです!!)
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/25(金) 00:40:33.27 ID:6KQkdC4zo
ksk
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