90:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:15:27.36 ID:c0cPKrGI0
何時の間にか暁美ほむらは彼の言葉に耳を傾ける様になっていた、
期待する様に、その言葉を待つように。
91:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:16:22.69 ID:c0cPKrGI0
「よし、下克上だ」
――十倍返しだ。いや、百倍の方がいいか……。
92:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:17:03.93 ID:c0cPKrGI0
【ねぇ、さやかちゃん、昨日の、どう思う?】
【んぇ?昨日のって?】
93:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:18:08.79 ID:c0cPKrGI0
「二人とも、魔法少女の練習、みたいなのしてみない?」
放課後、巴マミの自室に二人は居た。
94:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:19:29.25 ID:c0cPKrGI0
――深夜の学校には不気味な静けさがある。
騒がしくしていればいいというものではないけれど、少なくとも無音で自分の足音だけが響くというのは、
95:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:20:49.98 ID:c0cPKrGI0
「キミに朗報だよ、この町に新しく魔法少女がやってくる」
しかし、そんな思想も、一瞬の内に崩れる。
96:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:22:34.08 ID:c0cPKrGI0
「なんっていうかさ」
昼休み、昨夜ここに居たインキュベーターを除き、二人は話し始めた。
97:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:23:34.76 ID:c0cPKrGI0
放課後、二人は巴マミの部屋に再度来ていた。
魔法少女を、体験するために、体感する為に。
98:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:24:51.22 ID:c0cPKrGI0
「補修はしてあげるし、貴方達が危なくなったら結界で守ってあげるからね」
時は既に魔女の結界内である。
99:お団子 ◆bZ4I4TB4eY
2013/11/18(月) 03:26:46.75 ID:c0cPKrGI0
「あれは……『薔薇の魔女』……!」
奥の奥、『魔女』はそこに居た。
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