過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
↓
1-
覧
板
20
926
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:18:45.68 ID:Qx7dtyTN0
仕返しのために余計なものを食べるのはどうなのか、と自制。
トールはというと、メニューに手をかけたまま沈黙する彼女を見て。
「ドルチェか? 頼めよ」
以下略
927
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:19:16.18 ID:Qx7dtyTN0
――― 一方。
雷神トールは、不安と後悔に駆られていた。
以下略
928
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:20:01.13 ID:Qx7dtyTN0
映画館は、ファミレスから少し遠い。
そんな訳で、トールはレンタカーを手配した。
彼は常に上機嫌だ。彼女が隣に居れば、何も怖くない。
以下略
929
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:21:05.17 ID:Qx7dtyTN0
映画館は、雨が降っていたということもあり、空いていた。
ほぼどこでも席が選べ、チケットは雨天割引で少し安かった。
「あまり前だと首が疲れるな」
以下略
930
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:21:31.72 ID:Qx7dtyTN0
追跡霊装の信号は消えている。
彼女が自らの意思で連絡を絶っているということだ。
念には念を入れ、あの霊装から発信される情報は自分と彼女にしか扱えないよう調整してある。
以下略
931
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:22:02.04 ID:Qx7dtyTN0
『私が居れば、足手まといになる』
『だから―――さよなら』
『待てよ!!』
『俺は、お前を護るって約束した。絶対に離さない』
以下略
932
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:22:33.24 ID:Qx7dtyTN0
「思っていたよりも陳腐な作品だな」
つぶやきと同時に上映が終わり、場内は明るくなる。
周囲のカップルは女性側が泣き、男性側は優しい笑みを浮かべている。
以下略
933
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:23:07.19 ID:Qx7dtyTN0
映画館から出て、高級ホテルに戻る。
ルームサービスで用意されていた飲み物を飲み、二人でベッドに腰掛けた。
もうすっかりと暗闇が空を覆っている。
手早くシャワーを済ませた二人は、ぼんやりと時計を見つめた。
以下略
934
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:24:12.35 ID:Qx7dtyTN0
その頃、雷神トールは見当はずれにも、オッレルスの下に居た。
シルビアが買い出し中の為、そこに居たのは彼一人。
「……フィアンマは何処だ」
以下略
935
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:25:04.24 ID:Qx7dtyTN0
「……何、………トール…?」
両手首を掴まれ、ベッドに押し倒された。
目の前の青年に、表情はない。
以下略
936
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/05/02(金) 23:25:34.83 ID:Qx7dtyTN0
今回はここまで。
1002Res/658.71 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1382858026/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice