2: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:43:01.06 ID:fx8HGgWAO
「本当に、暁美さんは一緒に行かないの?」
3: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:43:57.39 ID:fx8HGgWAO
その後も、巴さんからの説得は続いた。
実際、これを巴さんや杏子が言ったならば、正気の沙汰じゃないと私でも思う。
4: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:44:49.06 ID:fx8HGgWAO
巴さんの様子を見て一度頷くと、杏子は私と向かい合った。
5: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:45:54.69 ID:fx8HGgWAO
何も言わない私に杏子はフッと表情を崩し、そして笑った。
6: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:46:56.85 ID:fx8HGgWAO
「巴さんも心配してくれてありがとう。でも、ごめんなさい。私はやっぱり、ここに残るわ」
7: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:49:17.89 ID:fx8HGgWAO
「ほら、そろそろ行かないと、引っ越しの荷物が届いちまうよ」
8: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:50:44.40 ID:fx8HGgWAO
微笑む二人に頷きながら、この別れが惜しいと思っている自分が居ることに、私は驚いていた。
まさかこの二人と、こんな風に別れる日が来るなんて思ってもいなかった。
9: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:51:52.37 ID:fx8HGgWAO
side:暁美ほむら
10: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:52:38.68 ID:fx8HGgWAO
「全く、君も変わっているね。こんな街に居座り続けるなんて」
11: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:53:42.74 ID:fx8HGgWAO
「そう言えば、僕達の方から一つ聞きたい事があるんだ」
「何かしら?」
12: ◆vMrM7btFzA[saga]
2013/11/22(金) 18:54:51.20 ID:fx8HGgWAO
「いいわ。魔女の事、話してあげる。今夜の戦闘が終わったらね」
63Res/31.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。