過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:18:20.54 ID:HqZl913Bo
可愛らしいサンタクロースのミッションは、一見すると、成功したかの様に見えるのだろう
クリスマスの夜に、誰にも気付かれず、良い子の枕元へプレゼントを届けたのだから

ただ、不幸な事に、この少年はこのベッドで寝るのは久方ぶりであり、慣れない寝具になかなか寝付けないでいた

以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:19:32.35 ID:HqZl913Bo
以上。インさんは、清教のクリスマスイベントに喚ばれイギリスに発ったという事で

もう一個、別のエンディングというかルートを書いたので、どっちが良かったかを教えてくれると助かります
分岐の地点は>>71からです


88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:20:09.26 ID:HqZl913Bo
「殿方、本日はご馳走さまでした」

Momijiを出た少女は、そう言って、頭を下げる

一方、言われた側の少年は
以下略



89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:20:40.47 ID:HqZl913Bo
そんな風に突然始まった更なる善意の押し売りに、少女は困惑しながら言葉を返す

「……えっと、ちょっと、意味が分からないですの。ここまでされる覚えは無いですし
それに、流石にこれ以上殿方の善意に甘えるわけにもいきませんわ」

以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:21:37.38 ID:HqZl913Bo
一方、少年は、声を潜め言い辛そうに言葉を紡ぐ

「流石に…… いきなり意味不明な事を叫んで走り去られたら心配にもなるだろ」

「……」
以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:22:06.83 ID:HqZl913Bo
少年のその厚意に、若干納得のいかない少女であったが、これ以上拒む言葉が見当たらず

「……ふぅ」

と、観念した様に息を吐き
以下略



92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:22:36.47 ID:HqZl913Bo
「どうする? 詰め所まで送ってこうか?」

新たな提案を持ち掛ける
少年のその問い掛けに、少女は一瞬考えを巡らし

以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:23:13.37 ID:HqZl913Bo
「いや…… 憶えてるけど……」

「奥ゆかしい上条さんとしては、本気にしちゃって良いのかという葛藤が有りまして……」

困った様に空笑いを浮かべながら、少年はそんな事を口にした
以下略



94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:23:42.19 ID:HqZl913Bo
「って、休憩時間大丈夫なのか?」

「……あ、そういえば」

少女も少年の言葉で思い出し、急ぎ携帯端末を取り出し時刻を確認する
以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:24:26.11 ID:HqZl913Bo
無事風紀委員詰め所まで辿り着き、そして無事職務を終え
学生寮自室まで戻って来た少女を待ち受けていた物は

巨大なミノムシ……では無く、布団に包まり体を丸めた少女、御坂美琴であった

以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:25:01.86 ID:HqZl913Bo
それでも……!

少女には言わなければならない事、やらなければなければならない事が在った
それはとても重要で、今日の少女にとっては、最も大切な事で

以下略



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