過去ログ - 海未「キミのくせに!」
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15: ◆8101018AdQ[sage]
2013/12/30(月) 20:51:02.44 ID:cNo4lixQo

「分かってた!いいの!私が一方的に言いたかっただけなの」

顔をあげて、いつもの笑顔を私に向けます。
ことりの気遣いが痛々しくて、さらにその原因が私にあるだけに、なんだかいたたまれなくなって。
以下略



16: ◆8101018AdQ[sage]
2013/12/30(月) 20:51:59.12 ID:cNo4lixQo
実際に、ことりは私なんかよりとても可愛くて、女の子らしいです。
見た目自体もそうですが、仕草や正確も誰にも負けないくらい乙女だと思います。
でも、それはあくまで幼馴染の友人としての視点。
あんな言い方はしたものの、実を言うとことりを恋愛対称として見る、というのはあまりにも飛躍しすぎていて……できる気がしません。
こんな下手な同情は、むしろことりの想いを蔑ろにしているのかも知れません。
以下略



17: ◆8101018AdQ[sage]
2013/12/30(月) 20:52:39.23 ID:cNo4lixQo
―――――――――――――――
太陽が山の端にかかって、すでに夜の面影を見せています。
そんな町を眺めつつ、私とことりは帰路についていました。
耳に入るのは風や自動車の音と、私達の靴が地面を鳴らす音。

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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/30(月) 21:39:53.18 ID:PLcplgORO
続きが気になる


19: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 12:14:23.78 ID:191kvZMno
―――――――――――――――
結局、昨日はあまり眠れませんでした。
真姫のアドバイス通り、詞をつくろうとしなかったせいか、幾分体は楽なような気はします。

眠気や気だるさに邪魔されて、やたらと授業に集中できません。
以下略



20: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 12:15:33.17 ID:191kvZMno
休憩時間になり、中庭に出た私達は、いつもの場所で食事を始めました。

「はぁーっ!やっとお昼ごはんだよー!」

「穂乃果ちゃんったら、授業中ずっと首こくこくさせてるから、気になって集中できなかったよ〜」
以下略



21: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 12:17:23.68 ID:191kvZMno
明けましておめでとうございます。
遅筆な上に年末年始のせいかペースが遅くて本当にすみません!
また夜か、そうでなければ明日以降にまた再開します。


22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/02(木) 12:21:32.81 ID:3xkb0xo6O
あけおめです!
気にせずに自分のペースでやってください、続き楽しみにしてます!


23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/02(木) 12:28:59.42 ID:w02V2py5o
あけおめです楽しみに待ってるぜ
ことりに行くのか穂乃果に行くのかドキドキ


24: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 21:17:37.60 ID:191kvZMno
午後の授業を済ませ、部室に向かいます。
部室のドアが見えると、一足先に駆け出して穂乃果が勢いよく戸を開けます。

「みんなー!」

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25: ◆8101018AdQ
2014/01/02(木) 21:19:24.90 ID:191kvZMno
相変わらず賑やかな部室です。
やっぱりここにいると自然と笑顔になって、それでいて落ち着きます。
私がそんなセンチメンタルな感情に浸っていると、それを塗りつぶすように穂乃果が声を上げます。

「あっ!そういえばね、今練習してる曲のね、振り付け思いついたんだ!」
以下略



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