過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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70: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:23:59.83 ID:wbjWFEn20

部屋の中に妙な空気が流れる。


何というか、子供が親に叱られる場面に遭遇してしまった時のような気まずさである。
以下略



71: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:32:48.77 ID:wbjWFEn20

そんな眼を逸らしたい現実を突きつけられて重い心境になっている咲夜をよそに、
冥土帰しは不死の薬に対し話の続きを促した。


以下略



72: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:38:49.58 ID:wbjWFEn20

次に不死の薬が自ら探しだしたという学校のパンフレットを見てみる。
各学校の広告欄にはスポーツ、美術、芸能、吹奏楽といったものを重点的に指導する旨が綴られている。
これらの施設は所謂『エリート養成校』に当たるもので、入学した生徒はそれぞれの分野のプロを目指し、学校生活を送っていく。
もし親が自分の子供を一つの技術に特化した人物に育てたいというのであれば、これらの学校に入学させるべきであろう。
以下略



73: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:41:15.17 ID:wbjWFEn20





以下略



74: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:53:20.72 ID:wbjWFEn20

不死の薬「冥土帰し、ここはどうかしら? 第13学区の24番地にあるのだけど、立地的にも悪くないし、
     何より小中一貫校だから中学校選びの無駄な手間をかけなくて済むかもしれないわ」

不死の薬「残念だけど、この子には学校選びの助言をくれるような親はいないし、
以下略



75: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:55:44.97 ID:wbjWFEn20

不死の薬「貴方のための学校選びなんだから、少しは自分の考えを述べてほしいのだけれど」

冥土帰し「それを言うのは少し酷じゃないかい? まぁ、流されるままになってほしくは無いというのは僕も同感だけどね」

以下略



76: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/16(日) 23:59:31.22 ID:wbjWFEn20

そこまで考えたところで、もう一度自分はどんな学校に入りたいのかを考えてみる。
学校というのは何かを学ぶところ。『何を学ぶ』のかは知らないが、『何かを学ぶ』所であるということだけは理解できる。
自分が学びたいことは何か?言語、数学、科学、地歴、芸術……不死の薬が言うには、学校ではそういったことを学ぶらしい。
しかしこの中に咲夜の学びたいことは無い。と言うよりこれらの分野は誰もが学ぶべきことであるため、
以下略



77: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/17(月) 00:01:41.09 ID:8jQBZWqW0

不死の薬(この子の読み込みの速さには舌を巻くわね。 もう少し成長していたら、私の下で働かせたいのだけれど……)

不死の薬(彼女が興味あるのは家事全般のことだけみたいだし、諦めた方がいいわね)

以下略



78: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/17(月) 00:04:22.44 ID:8jQBZWqW0

もう少し別のことにも興味を持つのではないかと思っていたが、彼女は家事一筋らしい。
しかし彼女自身がそうしたいというのであれば、それに対してとやかく言うつもりは無い。


以下略



79: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/17(月) 00:07:53.64 ID:8jQBZWqW0

咲夜「……先生」

冥土帰し「何だい?」

以下略



80: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2014/02/17(月) 00:19:02.78 ID:8jQBZWqW0

咲夜「……先生」

冥土帰し「何だい?」

以下略



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