過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
1- 20
938: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:04:27.06 ID:GlAnhZZc0

レミリア「別に、これくらいいつもの事よ……この体を手に入れるために、何度も同じ目にあったんだから」

レミリア「最初は痛みでのたうち回ってたものだけど、慣れてしまえばどうって事無いわ」

以下略



939: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:06:05.43 ID:GlAnhZZc0

パチュリー「吸血鬼化の魔術……」

レミリア「ご名答。 何れ来る貴方たちを迎え撃つために、刻印を使って少しずつ肉体を造り替えていたの」

以下略



940: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:07:08.27 ID:GlAnhZZc0

怪訝な顔をするパチュリーを尻目に、レミリアは手に持つ槍を持って身構える。
それは両手に持って槍先を相手に向けているだけの、簡素極まりないもの。
お世辞にも様になっているとは言えない、素人丸出しの構え方である。

以下略



941: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:07:40.49 ID:GlAnhZZc0

驕傲な態度で告げられた横暴すぎる命令を、パチュリーはにべもなく承諾する。
実際の所レミリアの言う通り、彼女には余り時間は残されていなかった。
立て続けの魔術の使用で、体力が限界に近くなってきていたのだ。

以下略



942: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:08:53.83 ID:GlAnhZZc0

1つ目は『相生』。相手を生み出す陽の関係。
2つ目は『相剋』。相手を討ち滅ぼす陰の関係。
3つ目は『比和』。同じ気同士が重なり合うと盛んになる性質。
4つ目は『相悔』。気が盛んになると『相剋』を受け付けなくなる性質。
以下略



943: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:10:07.72 ID:GlAnhZZc0

パチュリー(でももう、これ以上『多属性複合魔術(マルチソーサリー)』を使うのは危険だわ)

パチュリー(精神力は兎も角、属性のバランスを維持する術式を保つ魔力が殆ど無い)

以下略



944: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:11:03.81 ID:GlAnhZZc0

レミリア「それじゃあ……貴方からどうぞ。 好きな魔術を詠唱すると良いわ」

パチュリー「……はい?」

以下略



945: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:11:38.63 ID:GlAnhZZc0

そんな冗談のようにも、本気のようにも捉えられる言葉を口にするレミリア。


彼女にとってこの戦いは、過去との決別を意味するのだろう。
以下略



946: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:13:32.30 ID:GlAnhZZc0

パチュリー「……訊くけど、それは舐めてるのかしら? 私が全力を出したとしても、余裕で勝てると?」



以下略



947: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:14:47.76 ID:GlAnhZZc0

軽口を叩き合う二人。
例え殺し合う仲になってしまったとしても、根本の繋がりまで変わることはないと言うことか。
今の彼女達の姿は、かつてあった『親友』としての遣り取りをどことなく彷彿とさせていた。

以下略



948: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/13(月) 00:15:52.85 ID:GlAnhZZc0





以下略



979Res/635.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice